白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年02月10日(木) トラブルは二人三脚で。

トラブルが二人三脚でやってきた。

昨日は終業ベルが鳴るだろう……てな時間に上司から電話。「あのさ…今日は残業とか大丈夫かなぁ?」と、なんだか遠慮がち。「いまさら、そんな気遣いなんていらないのに」なんてことを思いつつ「大丈夫ですよ。ガッツリ働きますから!」と元気一杯答えた私に、上司は嬉しそうに言ったのだ。「あのさ。俺、忘れ物しちゃったんだ……部品。届けてくんないかなぁ?」と。

上司の言葉に我が耳を疑った。ありえねぇ……だって上司のいる現場は滋賀県。滋賀県は大阪から見ると京都よりもまだ向こう。だがしかし、迷っている時間などなかった。荷物を作って電車に揺られて、忘れ物を届けたさ。「悪いなぁ。こんな時に、こんなミスをするなんて。重いのにご苦労さま」と言うと、上司はそそくさと仕事に戻っていった。そして私は大阪まで、とんぼ返り。言い知れぬ脱力感を噛み締めながら、しかし「今週末は三連休だし!」と自分に言い聞かせたものだったが……

心の支えにしていた三連休も、どうやら休めないような雰囲気だったりする。

客先から、あまりにもあまり……てな要求が。しかも午後七時を回った頃に、簡単なメールでぺロッっとな。メールを読んだ時は頭が真っ白になってしまった。とてもじゃないが、三連休どころの話ではない。言いたくないのに「なんでしたら休日出勤しますよ」と口が動いていた。先日の事故だの、その他諸々が重なって不穏な空気ただよう今日この頃。予算云々の話もあり、派遣社員の休日出勤が通るかどうかは微妙な感じではあるのだけれど。社員だけでまかなうとなると……想像するだに過酷過ぎて、気の毒なことこの上ない。

それにしても、トラブルってヤツは束になってやって来るものと相場が決まっているらしい。なんだか、めちゃくちゃ過ぎて笑えてきてしまう。脳味噌が沸き立ちそうなくらい、てんやわんやな状態だけど、仕事上での大変さってヤツは比較的楽チンな部類の「大変」なんだと思う。「屁の河童」とは言えないまでも、さほど大した事ではないような気がするのだ。上手く書けないんだけど。

ま。とりあえず頑張ろう。……てか、とっとと化粧を落として、少しでも早く寝るようにしなくちゃ! そんなこんなで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年02月10日(火) 白い庭
2002年02月10日(日) 売れるものなら安くしときますよ。不幸ってヤツ(怒)

白蓮 |MAILHP