白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2013年08月05日(月) 夏休みの課題図書。

今日も大阪は暑かった。週間天気予報に最高気温35度なんて数字がズラリと並んでも驚かなくなって今日この頃。

午前中はスイミングスクール。午後は体育館の開放と食料品の買い物。実家の母も少しは元気になってきたし、病院送迎とスイミングスクールの2本立てだと時間的に厳しいので、今日と明日、病院への送迎は勘弁しもらってタクシーで行ってもらった。その分、家事がはかどって嬉しかった。床の雑巾がけをしたのは久しぶりのように思う。

娘のスイミングスクールは順調に進んでいる。水遊びは好きだけど、水に対しては苦手意識のある娘が3日間ほどで水中で目を開けて潜ったり、ビート板を使ってバタ足が出来るようになっている。プロの指導って素晴らしいなぁ。

話は変わるけれど、昨日イオンに行った時のこと。イオンの中にある書店に行ったら「夏休みの課題図書コーナー」が目についた。来年は娘も小学生。読書感想文と書かなくてはいけないだろうし、最近の課題図書ってどんな感じなんだろうと、低学年向けの課題図書を手に取ってみて驚いた。

私達の時代に較べて課題図書のレベルが下がっている!

小学校低学年用の課題図書レベルのものなら、幼稚園の娘でも1人読む事ができるし、内容も理解出来ると思う。娘が賢いとか親馬鹿な事を言いたいのではない。私が幼稚園の頃は、幼稚園の絵本の読み聞かせでさえけっこうな作品が登場していた。丁度、夏休み用の本を買いに来きた小学校低学年の親子がいたのだけれど、選んだ本は昨年娘がハマっていた絵本のシリーズの1冊だった。

30代後半〜40代以降の人が今の課題図書を見たら、きっと驚愕すると思う。

昨今「若者の読書離れが酷い」とか「本が売れない」って事が言われるけれど、このままだと出版業界はもっと酷い事になるような気がする。子どもの頃に本を読まなかった人間が大人になってから趣味として本を読むとはとても思えない。実際問題として、本なんて読まなくたって人生で困ることは無いように思う。それなりに勉強が出来れば、読書は趣味の1つでしかない。世の中には本よりも面白い物が溢れているのだから、あえて本を読む必要は無いのかも知れない。

しかし本好き人間からすると、それってちょっと寂しいように思うのだ。でも、それは単なる本好きなおばさんの感傷でしかないのだけどね。

……などと書いている本好きな私の娘は、たぶん本を読まないタイプの人間だと思う。今は絵本が大好きだけど、彼女はたぶん絵本から活字だけの本に変わるときに本から離れるタイプとみた。残念だけど、私は娘に本を読むよう強制は出来ない。なので本を読まないタイプの人間がいるのも理解できるし、それをどうにか出来ないって事くらい分かっちゃいるのだけど。出版業界のみなさん頑張って! 私も図書館ばかり利用しないで「これぞ」って時にはお金出して買うようにするので。

課題図書の話はここまで。なんだかんだと今日も無事に1日終了。明日も暑そうだけど頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2012年08月05日(日) 夏満喫。
2009年08月05日(水) バナナケーキを焼く
2008年08月05日(火) 夕立ち
2007年08月05日(日) お下がり
2005年08月05日(金) 読書の母…とか、とりとめもなく。
2002年08月05日(月) ビールを美味しく飲む方法♪

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