昨日、夕食の時に夫が「俺達には全く関係の無い話なんだけどさ」と、10年前に会社を辞めた先輩の事を話してくれた。
その人は10年前「農業をするから」と30代の半ばで会社を辞めた。実家が農業をしている…と言った後ろ盾も無く、アイターンの制度を利用して見知らぬ土地に引っ越していったらしいのだけど、観光農園で成功して取材を受けるまでにっているとのこと。ブログを見せてもらったところ、果樹園を経営されていてワインなんかも作っているようだ。
私は全く知らない人だけど、なんかちょっと嬉しく思った。「農業をする」と言っても、ドラマのように楽しい事ばかりではなかっただろう。むしろ、そこまで農園を大きくするには並大抵の苦労ではなかったと思う。でも、どうせ苦労をするならば好きな事での苦労がいいなぁ……と思う。好きな事をするための苦労。もしくは好きな人のためにする苦労。夫と「もうちょっと娘が大きくなったら旅行がてら訪ねてみようね」なんて話をした。
他人事でも、努力や苦労が報われた話を聞くのは嬉しいものだ。
……と。他人様の話はここまで。今日も1日バタバタと過ごした。
娘は「お母さんが忘れないように」と冷蔵庫にメモを張り付けて幼稚園に行った。そこには「ぺんこがかぜひきなの」と書いてあった。自分が幼稚園にいる間、子細頼む…って事らしい。 ペンコとは娘のお気に入りの縫いぐるみ。娘たってのお願いなので娘が幼稚園に行っている間、ペンコはベッドに寝かせておいた。幼稚園から帰宅した娘は「ペンコがお利口にして風邪が良くなったらご褒美に苺を買ってあげる」と言っていた。可愛い……可愛過ぎる。
私は午前中は定番家事と買い物。それに図書館。貸出期限がお正月明けまでに延びていたので、娘の絵本を5冊と、折り紙の本を1冊。私の本を3冊借りてきた。小説は取り敢えず借りてみたものの、読めるかどうかは微妙な感じ。読めないまま返してしまうかも知れないけれど、手元に何も無いというのも寂しいので「とりあえず借りてみた」という感じ。
午後からは娘の幼稚園のお友達が遊びに来て賑やかに過ごした。そこで、娘の友達のお母さんから良くない方面で吃驚な聞かされた。誰しも何がしか抱えて生きているのだなぁ。私も色々考えさせられた。
そんなこんなで今日もアッっと言う間に1日が終わった。明日は娘の幼稚園の終業式。明後日から冬休み突入。明日も頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
冷蔵庫に貼られたメモ。「ぺんこがかぜぎみなの」と書いてあります。ちなみに、ペンコの風邪はまだ治っていないようです。