昨日は娘と2人で夏休みの子どもミュージカルを観に行って来た。
牛乳メーカー主催の子どもミュージカルで夏休み前に応募したチケットが当たったのだ。場所は新大阪のメルパルクホール。都会へのお出掛けは久しぶりだったので、いつになく張り切ってお洒落をしてみた。久しぶりのフルメイク。久しぶりの香水。久しぶりの…(以下略)。でも荷物を作る時になってハッっとした。娘とお出掛けするとどうしても荷物が多くなる。水筒に冷房対策の上着に帰りの夕立対策のレインコート、退屈対策の絵本etc。お洒落なカバンに入り切るわけもなく、諦めてリックサックを背負うことに。リックサックと言っても、可愛らしい布製の物ではあるけれど、お洒落が台無しだったのは言うまでもない。ついでに書くと足元はスニーカー。もはやお洒落は遥かに遠く……。
子連れでもバッチリお洒落をしている母親は凄いと思う。お洒落は痩せ我慢と言うけれど、まったくもってその通り。私は痩せ我慢の出来ない人間になってしまっているようだ。
早めにお昼を済ませて電車に乗って新大阪へ。劇場の窓口で引換えてもらった席は前から6列の真ん中あたり。開演時間までかなりあったので、近くのスタバで時間を潰した。娘はキッズメニューのオレンジジュース。私は抹茶フラペチーノ。スタバなんて滅多に行かないので幸せ過ぎる時間だった。娘もいっぱしにジュース片手に玩具屋さんでもらった「リカちゃん」の商品カタログを眺めつつ、お誕生日のプレゼントを物色していた。幼くても「女子」なんだなぁ……とシミジミ。
そして開演。舞台の前半は観客参加型の歌のメドレー。後半はミュージカル。娘も私も楽しませてもらったのだけど、隣の席の親子(母・4歳くらいの男児・2歳くらいの男児)のマナーには度肝を抜かれた。
劇場内は飲食禁止なのだけど、暑い時期なだけに茶やジュースは黙認されていた。私は娘にお茶を飲ませる時はロビーに連れて行って飲ませていたけれど、乳児連れの人も多かったので、開演までは座席でお茶やジュースを飲ませるも仕方ないのかなぁ……とは思った。しかし隣の席の人は開演前だけでなく、舞台がはじまってもジュースやお茶を飲みまくり。それどころかサンドイッチも食べまくり。
そして……事もあろうか開演中にオムツまで変えていたのだ。「ここは、あなたの家の居間かよ!」と突っ込みたくなってしまった。開演中に騒ぎを起こしたくなかったし、休憩時間や帰り際は私自身が娘を連れて行動するのでいっぱいいっぱいで、注意するには至らなかったけれど、腹立たしいを通り越して呆れ果ててしまった。同じように子を持つ親として、ああいう親の存在は本当に恥ずかしい。
まぁ、それはそれとしてミュージカルは楽しかった。娘が生まれるまでは子ども向けのミュージカルや舞台って軽く馬鹿にしていたのだけれど、今となっては、あの頃の自分をぶん殴ってやりたいとさえ思う。小さい子どもツボは大人のそれとは随分違う。子どもたちを夢中にさせてくれる舞台を作ってくれる劇団の人達には心から感謝している。テレビや絵本も良いけれど、機会があれば娘には出来るだけ生の舞台を観せてやりたい。
明日は地元でこの夏最後のお祭りと花火がある。大阪は連日夕立に見舞われているので夕方の天気がちょっと心配。最後の夏祭りなだけに、出来れば連れて行ってやりたいのだけどなぁ。夏休みの予定もほぼ消化して、夏が終わっていくことを実感しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。