かつて……私がまだ社会に出て働いていた頃。あの頃は週末を生き甲斐にしていたと言っても過言ではない。
当時は「もし専業主婦になったら曜日感覚とか『週末が恋しい』とか言う気持ちは無くなっちゃうんだろうなぁ」と思っていたけれど、専業主婦になった今もやはり週末を励みに頑張っている。平日ほど時間に追われないし、夫がいると娘の相手をしてくれるので、その分ちょっぴり楽なのだ。そして週末は我が家にとって「家族で楽しいことをする日」なので楽しみにするのは当然のことと言えよう。
ところが、この週末は夫が夏風邪と夏バテでダウンしていたので散々だった。夫が家にいると娘はどうしても夫に遊んでもらいたがるので、週末の2日間は夫の昼食を用意して(幸い手厚い看病が必要なほどではなかった)、娘と2人放浪の旅に出ていた。
土曜日の午前中は地域の子どもイベントへ。昼食込みのイベントなのでありがたかった。そして、午後はスーパーとホームセンターへ買い物。日曜日の午後は大型ショッピングモールへ。両日共、移動は自転車。炎天下、片道20分ほどの距離をぶっちぎりで自転車を漕ぎまくった。大阪の気温は36度あったようだけど、陽射しの加減かピーク時よりは暑くないような気がした。
日曜日は大型ショッピングモールへ出掛けたものの、取り立てて買い物の用事は無かった。娘を子どもコーナーで遊ばせたり、書店を冷やかしたり。秋物の服も出ていたので、自分の物も見たかったけれど、娘と2人だとちょっと無理。……とは言うものの、何も買わないのもなんなので、娘のお茶碗を購入した。娘はそれまでプラスチック製のベビー茶碗を使っていたのだけれど、もうそろそろ陶器のお茶碗が必要かな……と。娘は最近「大人扱い」してもらうことが嬉しくてならないらしく、満足げに自分のお茶碗を選んでいた。娘が選んだのはピンク地で苺柄のお茶碗。
母乳好きだった娘は1歳までろくに離乳食を食べてくれなくて、離乳食を食べるようになってからも、かなり長い期間、食べさせるのが大変な子だったけれど、2歳10ヶ月になった今は、多少の好き嫌いはあるけれど、たいていの物はしっかり食べてくれるようになった。娘も陶器のお茶碗でご飯を食べるようになったのかと思うと、母としては感慨深い物がある。
それにしても草臥れ果てた週末だった。夫はなんとか復活して今日は出勤することが出来た。私も頑張った甲斐があると言うものだ。次の週末は家族揃って元気に楽しみたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。