今日は家でナメタケを作ってみた。エノキで出来た瓶詰めのアレだ。お店で買うものとばかり思っていたけれど、家でも簡単に作ることが出来る。
昨日、テレビを観ていたら「ナメタケのパスタ」ってのが話題に上がっていて、夫がやたらと食いついていたので「もしかしてナメタケ好きなの?」と聞いてみたら「好きも何も大好物だよ」との答え。結婚して5年9ヶ月も経つのに夫がナメタケ好きだなんて、ちっとも知らなかった。
我が家は「ご飯の友」と呼ばれる物をほとんど常備していない。おにぎりやお弁当用に梅干しや塩昆布やフリカケくらいは置いてあるけれど、それ以外の物は戴き物でもない限り、食卓に上ることが無い。別に無くても不自由しない……って事もあったのだけど、娘が小さいうちは「あまり濃い味に慣れさせたくない」ってこともあって、あえて常備していなかったのだ。しかし、娘も4歳。色々な味に親しむようになったことだし、そろそろ、その類の物を解禁しても良いかな……って事で、ナメタケを作ってみた次第。
娘はあまりキノコ類が好きではなない。そして当然ながらナメタケは食べたことが無い。
キノコ類は毎日、何某かの料理に入れるようにしているけれど、キノコ類って歯で噛み切り難いので娘はかなり苦手みたいだ。エノキ、シメジ、椎茸、舞茸あたりのキノコは細かく刻んでキノコミックスにして冷凍してあって、色々な形で登場するので、娘が声に出して「嫌い」と言ったことは無いし、それなりに食べてはいるものの、決して嬉しい食材ではなさそうだ。
なので「あまり好きじゃないかも知れないから、最初はちょっとだけ食べてみてね」と、娘のお茶碗によそった炊きたての白いご飯の上に、ちょこっとだけナメタケを乗せてやったのだけど、ナメタケを食べた娘はハッっと目を大きく開いて「こんな美味しいもの食べたことない!」って感じで、無言でパクパク食べはじめた。当然ながらナメタケ追加。ナメタケでご飯を1膳食べて、おかずを全部食べた後で、おかわりをしてナメタケご飯を食べていた。
私も何年かぶりにナメタケを食べたのだけど、ものすごく美味しかった。やっぱり「ご飯の友」って良いものだなぁ。そりゃぁ、娘も食べる訳だ。味も濃いし、そればかり食べていては身体に良くないけれど、自家製のならたまには作ってみてもいいかなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。