白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2011年08月10日(水) ツンツン彼女。

今日は朝からビニールプールで2時間ばかり水遊び。午後は炎天下、プラプラ歩いて図書館へ。往復2時間図書館の旅。夕食後は40分ばかりお散歩。よく頑張った自分を誉めてあげたい気分……と言うか、娘はどれだけ元気が余っているんだ?

元気が余っている……と言えば夏休みの友達として我が家の一員となったカブトムシのカブちゃん(♀)も元気に暮らしている。

たかがカブトムシ。されどカブトムシ。飼っていると愛情が沸いてくるらしく、旅行に行く時も1人(1匹)残して行くのが心配でたまらなかった。我が家は北向きの家で夏も比較的涼しいし、餌や水分(昆虫用の土に水分ゼリーを仕込んでおく)をたっぷり置いていたら1泊くらい平気だったことは分かっていても、一緒に連れて行きたいくらい離れ難かった。

しかし。そんな私の純な想いは完全に一方通行。カブちやんは「ツンデレ」どころか「ツンツン」な女。私が近くに寄ってじっと観ていると突然動かなくなって「ちょっと…見ないでってば!」って顔をするし、触れようものなら抵抗した末に全速力で逃げてしまう。毎朝、昆虫ゼリーを飼育ケースに入れたり、霧吹きで水をかけたりするのは娘の仕事だけれど、それを促して管理しているのは私なのに。もうちょっと、媚びてくれてもいいじゃないか……。

娘が寝た後、遠目にカブちゃんを眺めながら、彼女がガサガサ遊んでいる音を聞くのと、愛おしい気持ちが込み上げてくる。まさか自分がこんなにカブトムシのことを好きになるとは思ってもみなかった。

ご近所のカブトムシ仲間の話を聞くと、既に亡くなってしまったカブトムシも多いらしい。カブちゃんはペアリングさせていないので、もしかしたらちょっと長生きしてくれるかも……と期待しているのだけれど、どうだろうなぁ。人間の都合で狭いケースに入れておくのは可哀想な気もするけれど、そもそもカブちゃんはご近所のカブトムシブリーダーに育てられた子でケース生まれのケース育ち。縁あって我が家に来てくれたのだし、せめて気ままに過ごして長生きして欲しいと思う。

それにしても今週はのっけから暑いなぁ。夏だから当たり前なのだけど、ちょっと堪える。我が家は金曜日からお盆休み週間に入る。あと1日、頑張って過ごそう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2010年08月10日(火) 夢と現実の狭間
2009年08月10日(月) 幸せを維持する
2007年08月10日(金) ささやかな努力
2006年08月10日(木) お盆休みの予定
2004年08月10日(火) 本を抱えて山に登れば。
2003年08月10日(日) 油断できる相手。
2002年08月10日(土) 先輩風を吹かせてみたり。

白蓮 |MAILHP