今日は土曜日だと言うのに夫は出勤だった。しばらく忙しい日が続くとのこと。仕事なので仕方が無いのだけれど、娘はどうしても納得できない様子。「お父さん大好き」な娘は週末を楽しみにしていて「金曜日のあとはお父さんお休みの日」と理解しているのだ。
今日は仕事だと説明しても「だってぇ。それじゃぁ、3人家族にならないよ。そんなの悲しい」とメソメソする娘は可愛いけれど面倒だ。昨日は遠出しているので今日は近場で過ごそうと思っていたのだけけれど、娘のメソメソに負けてお弁当を作ることに。お弁当箱を出してゴソゴソしていると「Yもお手伝いする!」と娘はすっかり気分を直してくれた。「泣いていたカラスがもう笑った」とはよく言ったものだ。
……とは言うものの、流石に連日遠出する気力は無かったので、いつも行っている公園の中で1番大きくて面白い遊具があるところへ行くことにした。木々が多くて、藤棚があり休憩スペースも広いので、お弁当を広げている人の姿をたまに見ることがあったのだ。
行き慣れた公園でも「お弁当を持って遊びに行く」ってだけでテンションが上がるらしく、娘は張り切って遊んでくれた。正午少し前に「お腹ぺっこぺこになった」と言うのでベンチに座ってお弁当を広げた。急ごしらえの簡単なお弁当だったのだけど、娘は喜んで食べてくれた。気持ちの良い青空の下で食べる物はなんだって美味しい。天気の良い日には毎日外でお昼を食べたいくらいだけれど、それは無理な話。毎日、娘との遊び中心で暮らせたら良いのだけれどね。出来るだけ娘と遊ぶ時間を作るように努力しているつもりだけれど、遊んでばかりでは日々の暮らしは成り立たない。
毎日遊び暮らせたらどんなに素敵だろう……なんて事を本気で思う。
娘を寝かせた後は、明日毛糸を買いに行くのでその下調べなど。久しぶりの編み物なので、ちょっとワクワクする。娘のために耳あて付きの帽子を編むつもりだけれど、大人用しか編んだことが無いので上手く編めるかどうか。そもそも編み方だって忘れているような気が。手仕事って暑い時分にはしようと思わないくせに、涼しくなったとたん気になってくるから不思議だ。などと偉そうに言ってみたものの、私の場合、針仕事はサッパリ駄目で、簡単な編み物と工作限定なのだけど。
今夜は図書館で借りてきた『乙女の密告』を読むつもり。正確に言うなら今夜は…ではなく「今夜こそ」。この1週間は本を読む余力が無かった。精神的には充実していたのだけど、1日が終わると気が抜けてしまってゴロゴロ&ダラダラ。それはそれで悪くないのだろうけど、ちょっと寂しい。そろそろPCを切って本を読もうかな……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。