白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年11月24日(月) 紅葉狩

先週は体調を崩してしまったので土曜日は大事をとって家で過ごしたのだけれど、この日曜日は竜田川公園へ紅葉狩に行ってきた。

竜田川は「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」と歌にも詠まれた紅葉の名所。丁度、紅葉祭りが開催中と知ったので夫と娘、実家の母と紅葉狩など。

紅葉の名所とのことなので観光地だと思っていたのだけれど、想像していた以上に人が少なくて吃驚。竜田川自体も、そんなに大きな川ではなかった。が、それがかえって風情があって良い感じだった。紅葉の色付きは今ひとつだったのが少し残念。

紅葉祭は一般のテキ屋さんに混じって地元のボーイスカウトや婦人会の人が屋台を出していて、たっぷり入った焼きそばが250円。たこ焼きが11個で300円。綿菓子が1本100円と、良心的な値段で食べ物を売っていた。

娘は持参した離乳食。大人は屋台で買った食べ物で、陽のあたる川辺で昼食など。川辺はポカポカと暖かくて気持ち良かった。地元の人達が出していた屋台の食べ物は、どれも「家庭の味」に近い感じで、とても美味しかった。特に美味しかったのはうるち餅で作ったよもぎ大福。夫は「子供の頃、田舎のおばあちゃんに作ってもらった、あんこ餅の味がする」と感激していた。

それなりに賑わっていたけれど、人でごったがえす…というほどでも無かったので、とてものんびりした時間を過ごすことが出来た。昼食後、地元の観光協会が出していた野点の席で和菓子とお抹茶を戴いた。制服のスカートに袱紗を挟んだ中学生の女の子が、慣れない手つきでお茶を出してくれたのがとても可愛らしかった。野点でもなければベビーカーの娘を連れてこういう席には来られないだけに、私達にとってはとてもありがたかった。

お目当ての紅葉はいまひとつだったけれど、風にゆれる木々や川の流れる音が、なんとなく秋を感じることが出来た。実家の母にも楽しんでもらえたようだし、娘も川原で遊ぶことが出来て満足そうだった。私も夫ものんびりした時間を過ごせてリフレッシュ。良い1日だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年11月24日(土) 晩秋あるいは初冬
2006年11月24日(金) 挑戦する冬
2005年11月24日(木) ぎょええっ
2004年11月24日(水) 風化する憎しみ。
2003年11月24日(月) ババン・バ・バン・バン・バン♪
2002年11月24日(日) 自然治癒力。
2001年11月24日(土) 惜別

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