今朝は半袖では肌寒いような気がしたので、今日は今シーズン初めて「長袖の服」を着た。
ずっと半袖の服を着ていたせいか、娘は手首まである長い袖がどうしても気になるらしく、長い時間、しきりに袖を引っ張っていた。春先まで長袖を着ていたはずなのだけど、娘にとって「春」の出来事は遠い過去のことなのかも知れない。私にとっては「ついこの間」の出来事なのだけど、私と娘とでは時間の流れ方が随分と違っているようだ。
長袖を着た娘は、ほんの少し「おねえさん」になったように見えた。
そう言えば、学生の頃は衣替えのたびにクラスメイトが急に大人びてみえてドギマギしたものだ。夏服から、冬服に変わる時は特に。昨日までと同じ人が急に違って見えるなんて、どういう錯覚なのだろうなぁ。服装が変わることによって夏の間の成長っぷりに気付かされる…という単純な作用なのかも知れないけれど、衣替えには不思議な力があるような気がしてならない。
ちなみに。今朝は少し肌寒かったので張り切って長袖を着たのだけれど、日中はそれなりに温度が上がったので長袖では少し暑かった。
日々の暮らしは一見すると変化に乏しいように思えるのだけれど、様々なことが確実に変化している。季節の変わり目は「変化している」ってことが、目に見えて分かるのが良いなぁ……と思う。娘は少し大きくなって、私と夫は少し老けた。これはとても幸せなことだ。
それにしても明日の気温はどのくらいになるのだろう。何を着たものか悩ましい。うっかり風邪など引かぬよう気をつけなくてはなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。