昨日、お向かいに住む小学生の男の子にザリガニを見せてもらった。
小学校の裏に流れているドブ川で捕ったとのこと。私が子供の頃はスルメでザリガニ釣りをしたものだけど、宅地開発が進んで田んぼも小川も空地も無くなりつつある今もなおザリガニがいる……ってことに嬉しくなってしまった。
ザリガニは大きいのから小さいのまで5〜6匹いただろうか。娘も目の前でザリガニを見せてもらって興味津々。彼女もまた大きくなったらザリガニ捕りをするのだろうか? それとも、そんな事には目もくれないような女の子らしい少女に育つのだろうか? まぁ、好きなように大きくなってくれたら良いと思っている。
「このザリガニは明日脱皮するよ」と少年は言った。脱皮の時期がどうして分かるのかと尋ねてみたところ、手で触ってカラがブヨブヨしてきらたそれが脱皮の合図なのだとか。得意げにザリガニを語る少年のキラキラした瞳が眩しくてならなかった。
娘を産んでから毎日楽しくて困ってしまう。
「赤ちゃんを抱いている」というだけで、子供達は大人である私を遊びの中に引っ張ってくれるのだ。この年になって子供の遊びに触れるとは思ってもいなかった。まるで子供時代のおさらいをしているようだ。ひれは子育てをしているから味わえる醍醐味の1つなのかも知れない。
お向かいの小学生はザリガニを家で飼うそうだ。彼の母親は「水槽が臭くなるし、共食いするから本当は嫌なんだけどねぇ」と苦笑していたけれど「毎年の行事だから」と嬉しそうに息子を見ていた。
今日も娘がお昼寝から覚めたら外に遊びに行こうと思っている。今日はどんな楽しいことが待っているのかなぁ……と楽しみにしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。