白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年06月23日(月) 36歳初日

今日、36歳の誕生日を迎えた。

昨夜は実家の家族を招いて誕生日会。今日は朝から友人や知人からカードだのプレゼントだのが届く。義母からは「お誕生日おめでとう」の電話。お誕生日ってのは、いくつになっても良いものだ。子供の頃、誕生日は「おもちゃを買ってもらえる日」として嬉しかったものだけど、大人になった今はプレゼント云々よりも「誰かが自分の誕生日を祝ってくれる」ってことが嬉しいし、何よりも「今年も1年生きおおせた」って事実がありがたい。

無事に生きているって、当たり前のようでいて、当たり前じゃない。

数年前の私は我が子を胸に抱いて誕生日を迎える日が来るなんて想像もしていなかった。「生きてるって凄いことだなぁ」と、しみじみ思う。娘を産んでからは「何が何でも長生きしたい」と思うようになったけれど、そうそう思い通りに事が運ぶとは限らない。毎日を大切に過ごしていかねばなぁ。

先日、CADの相棒から癌の再発の知らせを聞かされて落ち込み気味だったのだけど、昨日から今日にかけてのお祝いムードのおかげで少し気持ちが浮上してきた。近いうちにCADの相棒に会いに行こうかな…と思ったりする。

本当なら今月中にCADの相棒が家に遊びに来てくれる予定だったのだけど、そうも言っていられなくなったので、こちらから出向こうかと。元・職場の近辺でお昼休みにランチなと出来れば良いのだけど。メールより手紙。手紙より電話。電話よりも直接会わなければならない事があるように思うのだ。会ったからって、どうになる訳ではない…って事も分かっているけど、CADの相棒はそういうのを喜ぶタイプの人なので。

CADの相棒の話はここまでにして。

私も今日から36歳になった訳だ。年を追うごとに若さが無くなってきて、目に見えて「おばちゃん化」してきている。子供を産んでからはおばゃん化に加速装置がついたようだ。だけど、20代の頃より人として、ずっと良くなったように思う。何が良くなったかと言われると返答に困るのだけど。

お祝いは昨日すませてしまったので、今日はお誕生日だと言っても特別なことは何もしない。夕食もいたって普通。サバのみりん焼き、小松菜とウィンナーの牛乳あんかけ、冷奴、茄子としめじのお味噌汁。36歳のスタートが極普通の1日だってのは嬉しいことだ。良い1年にしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年06月23日(土) 35歳になりました
2006年06月23日(金) 34歳になりました。
2003年06月23日(月) 『ニューヨーク・ニューヨーク』
2002年06月23日(日) 精神年齢

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