白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年05月13日(火) F来る

今日はFが我が家に遊びに来てくれた。Fとは電話やメール等でマメに連絡を取り合っていたものの、直接会うのは久し振り。少なくとも妊娠してからは会っていないので2年ぶりくらいだろうか。

Fが来る時は、たいてい泊まりがけなのだけれど、娘がまだ小さくて夜も何度か起きるので流石に泊まりは無理だろう……とて、午前中から来てもらって、お昼を一緒に食べることに。前日「何か食べたいものあってらリクエストして」とメールすると「和食」と返事が返ってきた。和食…と言われても守備範囲が広過ぎるので「家庭料理はたいてい和食だし、もう少し具体的に…」と返したところ「とりあえず煮物があれば」とのこと。要するに「普通っぽい家庭の食事」が食べたいのだろうと了解した。

朝、ささっと掃除を片づけてFを迎える食事作り。献立は黒豆ご飯・ニラと豆腐のお味噌汁・小松菜と鶏肉の煮浸し・ひじき入りオカラ・サバの塩焼き。客人を迎えるに地味過ぎるラインナップ。たくさん作って夕食にも流用することに(まったく同じ献立を続けて食べると飽きるので魚だけ変更)料理をしながらふと「私はFのオカンでもないのに、どうしてこんな料理を作っているのだろう…」と思う。そう言えばFが東京にいる頃、Fの部屋を掃除して帰ったことがあったっけか。娘が成長して私の手元を離れたら、私はまた今日のように料理を作ったりして娘を迎えるのだろうなぁ……なてんことを想像してしまった。

久し振りに会うFは実家が作っている野菜を行商人のように抱えていた。無農薬の新鮮な野菜は何よりのお土産。ありがたく頂く。Fは身体を壊して帰郷しただけあって、少し痩せていたし顔色もイマイチ良くなかったけれど、相変わらずのFだった。2人でちゃぶ台に向き合って昼食など。地味過ぎる昼食だったけれどFは喜んで平らげてくれた。途中、娘はお昼寝。お茶を飲みながらダラダラとお喋り。娘が起きてからは、娘とFとで私の実家へ。実家の母もFに会いたがっていたのだ。

実家から帰ってから、チーズケーキを焼き、焼きたてのチーズケーキを2人で食べた。その間、夕方までずっと喋りっぱなし。話のネタは尽きず、むしろ「喋り足りないかも…」とさえ思ってしまった。Fから野菜をたくさんもらったお礼……と言う訳ではないけれど、チーズケーキをお土産に持って帰ってもらった。

今回Fは元気に帰ってきた訳ではないけれど「それなり」の様子で、少し安心した。心機一転、これから色々あるだろうけれど、少なくともFが前を向いて進もうとしているのだから応援したいと思う。これからは気軽に行き来出来るのだから、また遠くないうちに会いたいものだ。久し振りにFと会えて嬉しかったなぁ…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年05月13日(土) 雨の土曜日に
2005年05月13日(金) 陰鬱週間。
2004年05月13日(木) いちらー
2003年05月13日(火) 忘れてはいけない……のに。
2002年05月13日(月) 分解。

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