小学校の同窓会の通知が届いた。
娘のこともあるので今回は欠席だな…と思っていたら「俺が見てるから行っておいでよ」と夫。場所は地元の居酒屋さん。途中で退席すれば娘のお風呂&寝かしつけの時間の時間に間に合うので参加することにした。授乳中なのでアルコールは御法度だけど、同級生達と久しぶりに会えるのが楽しみでならない。担任の先生も参加されるとのこと。
みんな、どんな大人になっているのかなぁ……なんて事を思いながら、ふと我が身を振り返ってみた。長い独身生活を経て結婚。そして出産。現在は専業主婦。思えば子供の頃の私がもっとも嫌っていたコースに乗っかっているが「とても幸せです」と胸を張って言うことが出来る。「私にはこれくらいの幸せが丁度いいんですよ」なんて意味合いでは無くて……だ。
独身時代、家族に色々あって金銭的にも精神的にも大変な時期があった。あの頃は結婚は出来ないだろうと思っていたので、あえて考えないようにしていたけれど「日曜日に家族でスーパーに買い物」とか、そう言う類のことに憧れていたのだ。当時、この日記にも何度か書いていた事に「自分はいま誰かの2番目以降の存在でしかないので、誰かの1番目であることに憧れる」というような事があるのだけれど、今は自分を1番だと思ってくれる人もいる。
私はいま、とても幸せだ。
ここまで来るのに随分と遠回りしたようにも思うけれど、もしも真っ直ぐに来たのなら、今の幸せをしっかりと感じることが出来なかったかも知れない。「あたりまえ」の営みは、決して「あたりまえ」では無いって事に気付いたのは私とって良かったんじゃないかと思う。
同窓会の通知を貰って、あらためて我が身の幸せを噛み締めた。来月の同窓会が今から楽しみでならない。大人になった同級生達はどんな顔をして集まるのだろうなぁ……なんて想像しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。