白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年10月01日(月) 人間関係の変化

今日から夫は夜勤週間。お腹の娘はまだ出てくる気配無し。週末は2日続けて義母から電話がかかってきた。孫の誕生が待ち遠しくて、居てもたってもいられないのだろう。「おばあちゃんも首を長くして待ってることだし、そろそろ出できたら?」と、お腹の娘に語りかけてみるが、お腹の娘は知らん顔。

泣いても笑っても妊娠生活ももうすぐオシマイ。あらためて妊娠生活を振り返ってみると感慨深いものがある。嬉しかったことも多かったが、辛かったことも多かった。妊娠したことで人間関係が変わった。もっとも大きく変わったのは乙女な母との関係である。

妊娠したおかげで乙女な母との親密度は確実に増した。大きな要因は以下の3点。

1 自分が妊娠したことで「母親」の偉大さを知った。
2 乙女な母の気持ちを理解出来るようになった。
  (乙女な母は最初の子を死産していて、その関係の話とか…)
3 何かにつけて私に依存しがちだった乙女な母が
  自分でなんとかしよう…という意識を持つようになってくれた。

乙女な母は私にとって実の親ではあるけれど一緒にいて「しんどいなぁ」と感じることが多かったのだが、最近は少し楽になった。これは私が妊娠して良かったと思えるこの上位に位置する。これをキッカケにして、乙女な母と良い感じでやっていけたらなぁ……と思う。

ちなみに乙女な母だけでなく、義母や義兄一家との距離もグッっと縮まったような気がする。「子はカスガイ」と言うけれど、夫との関係は妊娠前と妊娠後で変わったようには思わない。大変な時期を一緒に過ごしたことで、信頼感や仲間意識のようなものは生まれたけれど、基本的なところは変わっていない。お腹の娘が繋いでくれたのは夫ではなく、乙女な母や義母や義兄一家だ。

こういう嬉しい変化って、ありがたいなぁ……と思う。産まれてくる娘のめにも良い人間関係を作っていきたいものだ。

それにしてもお腹の娘はいつになったら顔を見せてくれるのやら。夫のいない深夜に破水なんかしたら面倒だなぁ…と思っていたが、今となっては「それでも良いから早く顔を見せてね」なんてせっかちな事を思ったりする。その瞬間を心待ちにしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年10月01日(土) ツイてない土曜日。
2004年10月01日(金) 嘘を混ぜる。
2003年10月01日(水) 冷める秋。再開の秋。
2002年10月01日(火) たまには小洒落ていないお店で。

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