白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年10月01日(金) 嘘を混ぜる。

連続して日記を書くなんて、何日ぶりのことだろう……と、しみじみ思いつつ。しかし、昨日の日記には若干「嘘」が含まれておりました。「嘘」と言うよりも、実は昨日の日記は「未来日記」だったのです。昨日の日記を書いたのは、一昨日でした。日記ではなく「こうなったら、いいな♪」と言う願望でありました。で、その願望が実現した時点で修正をかけずに更新した次第。ぶっちゃけ、昨日は就業後の面接と結果待ちで、心身共に疲労して文章を書く余裕など無かったのであります。

そんな訳で訂正と共に「今だから言えること」などを書き記しておこうかと。

仕事が決まったのは本当ですし、職種もその通りなのですが、採用理由は相当違っていたしります。今回の仕事は、かなり背伸びをして挑んだ部分があり「私の実力では、まず無理だろう」と思っていたのですが、面接では強気で「教えていただければ、頑張って覚えます!」とゴリ押ししたのであります。32歳にもなって、未経験とか新人とか言ってる場合ではないのですが、まあ、それもアリかな……とか、騙したもん勝ちかな……とか思ったりして。実際、派遣会社の担当者さん曰く「白蓮さんの明るさと、前向きさを評価してくださったそうです」とのこと。ぶっちゃけ……明るさとかも前向きさとかで仕事が出来るとは思えないのですが、もう転がり初めてしまったのですから、頑張るしかありません。今回の仕事は、本気で「いつ返品されてもオカシクないな」と言うような、背伸びした職場だったりします。

何故、背伸びしてガッツリ面接に挑んだかと言うと「早いとこ仕事を決めたかった」という一点に付きます。私は端からみると「頑張り屋さんで、仕事が好きで、テキパキ働く人」のように思われがちですが、その実は「仕事はお金を得る手段」と思っていて、仕事に対して夢や希望は無かったりするのです。人間として、プロとして「得るお金の分だけ働かねば」という良心を持っている程度。なので、金銭的に問題がなければ、無職でも平気なタイプだと思われます。が! 今の我が家は、そういう贅沢は許されず、ましてや今回は唐突な契約解雇で、なんの用意もなかったのです。

友人、知人には「なんとかなると思うしー」なんて平気な風を装っていましたが、魂がミクロマンなものですから、内心ではガクガクブルブルでありました。「失業期間が長引いたら、どうやって生活したら良いんだろう」とか、後ろ向きなことを連想していたとか、相当ブルーだったってのも、今だから言える話です。

自分では「平気」を装っていたもものの、すごく疲れていたらしく、今日は馬鹿みたいに寝ていました。同時進行で進んでいた仕事の話を断ったり、保険証等の手続きをしたり「どうしてもしなくちゃならないこと」だけは済ませましたが、それ以外は、本の1冊も読まずに眠り惚けていた次第。この2週間は、こっそりと、参っていたんだなぁ……と実感しました。

ま。ともかく週明けからはフル稼働。不安だとか、どうとか泣き言を言っている場合ではありません。ガッツリ働かなくてはね……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2003年10月01日(水) 冷める秋。再開の秋。
2002年10月01日(火) たまには小洒落ていないお店で。

白蓮 |MAILHP