白い木蓮の花の下で ~逝くときは白い木蓮の花の下で~ 目次|過去|未来 【検索からお越しの方へ】
最近、外へ食事に行くと「創作料理系」のお店がやたらと目につく。 「創作料理系」のお店って リーズナブルで美味しいところが多いように思う。 味的にも、雰囲気的にもハズレには行き当たったこともないし 比較的、どの料理も美味しかったりすることが多いのだけど 「創作料理系」ってのは、案外心に残らないことが多い。 あまりにも凝り過ぎた料理が多いからか? それともリーズナブルにするために素材がさほど良くないせいか? たとえば……である。 とれたて野菜と地鶏の和風サラダ(黒胡麻マヨネーズ仕立て) ↑創作料理系のメニューって、やたらと長い名前が多い。 なんてメニューがあったとする。 名前の雰囲気に心惹かれて、注文したとする。 レタスだの、キュウリだののサラダが大皿に散らしてあって その上に、地鶏のタタキのようなものが乗せてあって 黒胡麻の入ったマヨネーズが美しい模様でトッピングされていて 実際に食べてみると「けっこうイケル」ってなことになるのだけれど 感動するほど美味しいと言う訳でもなくて 美味しいんだけど、優等生ちっくな感じだったりして 「もう1度食べたい」というほどのインパクトがなかったりする ……なんてことが多いような気がする。 昨夜は元・CADオペレーターの相棒と食事に出掛けた。 近くに有名な創作料理のお店があったのだけれども 「最近、創作料理って、どこで食べても同じなんだよねぇ」 ……と意気投合して「フランス料理風の洋食屋さん」へ行った。 それほど凝った料理は出てこなくて ふた昔前は、すっごく洒落たお店だったのだろうなぁ…… なとど思わせるような、ひねりのないメニューと内装だったのだが スープも、サラダも、魚のムニエルも、普通に美味しくて ここのところ小洒落たお店ばかりを追いかけていたので 妙に美味しくて、なんだか新鮮で、やたらと満足してしまった。 前菜、スープ、サラダ、パン、メインディシュ2品 食後にデザートとコーヒーか紅茶がついたコースで2500円也。 いくら大阪が食都だと言っても、これは安い。安す過ぎる…… 知らないだけで、安くて美味しいお店ってのは 案外多いのかも知れないなぁ……と思った。 おかげで「小洒落てない店」を探すのがマイ・ブームになりそうな予感。 最近、お店の新規開拓をしていなかったのだけれど フロンティア・スピリットに火がついてしまった感じである。 新しい目標について書いてみたところで 今日の日記は、これにてオシマイ。 |