なんだかんだとトラブルの多い妊娠生活も臨月に突入。
母子共に何かとイマイチ続きで、あれこれ心配事が尽きなかったたけれど、マタニティブルーに襲われる事もなく、気持ち的な部分では比較的安定していたんじゃないかと自分では思っている……のに、やたらと涙もろい今日この頃。実生活で泣く事は皆無だけど、テレビや本で泣く回数がグッと増えた。
夫といる時は泣いたりしない(夫がいる時はテレビや本に集中しないため)のだけど、1人になると野放し状態。ちょっとしたドキュメンタリーなどを観ていても、ダダーッと泣いてしまったりするのだ。あらすじを知っている本でさえ「うっ」ときたりする。
これは妊婦の標準装備なのだろうか? それとも俗に言う「年を取ると涙もろくなる」と言う現象なのだろうか? あるいは、外界と接触せずに毎日寝てばかりいるので、バーチャルな世界にのめり込みやすくなっているだけかも知れない。ある一定方向からの刺激が無くなっちゃった分を、感覚を鋭くする事でバランスを保っているのか?
何かとすぐに涙ぐむお年寄りの気持ち、今なら少しは理解できる。ちょっと恥ずかしいけれど、気付いた時にはツツーッと涙が流れていたりするのだ。
出産したら涙もろいのが治るのか、それとも今後の人生を「涙もろいオバチャン」として暮らすのか……どちらに転ぶのだろう? 自分でもまったく想像がつかない。
出産まであと何回くらい泣いてしまうのかなぁ……なんて事を考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。