白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年09月10日(土) 重陽の節句(の翌日)

9月9日は重陽の節句。華道を習っていた頃は「菊の花を活ける日」として馴染みの行事だったのに、今となってはなんてことのない平日になり下がってしっまった。「「菊の花でも買って帰るか」と思いつつ、しかし残業でそんな時間には帰宅出来ず、汗臭いのにシャワーも浴びず、布団に転がり込むようにして寝てしまった。風雅を愛するどころか、小汚くてしょうがない。

そんな訳で朝っぱらからお風呂に入りシーツを洗った。玄関先に活けていた花が萎れていたので水切りをする。プチ向日葵の茎を思いっきり短くしてガラスの器に浮べ、友人が描いたブルーベースの絵の前に飾る。向日葵の黄色と絵の青とのコントラストがお洒落だなぁ……と自画自賛。菊の節句の翌日に向日葵を活ける……季節感も何もあったもんぢゃない。身の回りも何気に雑然としていて、日々の駄目っぷりが浮き彫りに。これでは駄目だと、ちょっとだけ片付け物など。

季節を追って花を活け、旬の食べ物で食事を作り、本を読みながら暮らせたらどんなに素敵だろう……と妄想した。もちろん仕事なんか真っ平ゴメン。職場では「仕事大好き人間」と思われているのが心外だ。私にとって仕事とは食べるための手段であって、生き甲斐でも何でもない。そりゃぁ今の職場は厳しいなりに居心地も良く、ご機嫌で働いてはいるけれど、大事にしたいと思う物の根っこの部分では有り得ない。

そろそろ乙女な母を病院へ送っていかねばならない時間なのでPCを落とさねば。夜は東京のFが泊まりに来るし、楽しい休日になりそうだ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2003年09月10日(水) 消しゴム太郎
2002年09月10日(火) ゴッホ展へ行く。

白蓮 |MAILHP