24時間テレビを観ると「夏も終わりだなぁ」と思う。
……と言っても、我が家では24時間テレビなんて、ほとんど観ないのだけど。ザッピング中に遭遇したり、他局で観たい物が無いときに、チラリと覗いてみる程度。昨日は夫と「24時間テレビって、なんかモヤモヤするよね」ってな話をした。
偽善的な感じが、どうにも…だが「偽善でも何でも結果として人の役に立つなら良いか」と思ったりもする。だが、番組で取り上げる人や、活動って、氷山の一角でしかないと思うと「なんだかなぁ」と思ってしまうのだ。
ただ、私も案外単純なもので、難病の子供が憧れのスターと何かする企画などを観ると、うっかり胸が熱くなってしまうのも事実だ。
「たとえ偽善でも、何もしないより行動した方が良い」とは思う。
認知度の低い難病の実態や、様々な社会的弱者と呼ばれる人達の状況、またそれを支援する活動などをテレビで放送するのは悪くないと思うのだけど、24時間テレビで放送されるそれらは、どうにも絵空事のように思えてならないのだ。
何もかもが綺麗過ぎる…
24時間テレビを観て、身体が不自由だったり、病気を持っていたりする人達への認識が変わる人も少なからずいるとは思う。だけど、基本的にはタレントのマラソン中継をダラタラ眺めて「サライ」を聞いて、なんとなく感動した気になるだけ……ってコンセプトの番組と言う印象が強い。
毎年、そんな事を考えながら「24時間テレビが終わったら夏も終わりだなぁ」なんて事を思い、今年もまた同じ事を思った。
8月も残すところ、あと10日。秋が待遠しいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。