白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年06月08日(金) 母親らしい気持ち

私にもようやく母親らしい気持ちが芽生えてきたようだ。

今日は検診日。夫を送り出し今度こそ性別が分かるかも」とて浮き浮きと病院へ。近頃は出産出来る病院が少ないらしくて受付には「1月に出産予定の方の予約は終了しました」との張り紙があった。うっかり、発見が遅れちゃって近くの病院で出産出来ない人もいるだろうなぁ……なんてことを思いつつ、待合室でじっと待機。

もうエコーを見せてもらうのは何度目かになるのだけれど、いままでは「これが頭です」とか「背中ですね」とか説明されても「はぁ…」と気の無い返事しか出来なかったのだが、今回はお腹の子も随分と人間らしくなっていて「手」とか「背骨」とか素人目にもハッキリ分かった。お腹の子が自分の手を口に持っていく瞬間を見たときには「あぁ…なんて可愛らしい」と胸がキュルルンとしてしまった。ちょっと前までは「子供が授かったのは嬉しいけれど妊娠って、しんどいばっかりで大変だなぁ」と思っていたのに、俄然楽しくなってきた。

主治医は「元気に動いているし順調ですね」と診察を終えようとするので「性別、分かりますか?」と聞いてみた。主治医は待ってましたとばかりに「聞きたいの?」ときたもんだ。生まれるまでのお楽しみにする人もいるだろうが、私は断然聞きたい派。「聞きたいです!」と詰め寄るの巻。

「たぶん男の子だね」とのこと。

男の子でも女の子でも、どちらでも良いと思っていたけれど、性別が分かるとテンションも上がるようで「うひゃぁ」と喜びと驚きともつかぬ声を上げてしまった。男の子のお母さんかぁ……。私も「男の子は愛想無くてツマラナイわ」とか「男の子って嵩ばっかり高くてねぇ」なんて月並みな自慢とも愚痴ともつかぬ事を言うのだろうか。楽しみでしょうがない。

夫とは「性別なんて、どちらでも良いね。どちらでも可愛いだろうし」と話をしていたのだけど、義母は男の子を熱望していたので、そういう意味では良かったなぁ……と思った。義母に電話で報告した時の喜びようと言ったら。孫夢中のお婆ちゃんになりそうな予感。

性別はともかくとして、母子共に順調ってのが何より嬉しい。このままスクスクと育ってくれて私も元気で出産出来たらいいなぁ。しんどい事も多いけど、お腹の子が元気で出てきてくれるよう努力を続けていきたいなぁ……なんて決意を新たにしつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年06月08日(木) 虫の知らせ
2004年06月08日(火) 製作難航中。
2002年06月08日(土) ブチ切れ!!!

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