白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年06月09日(土) 移行作業中なのです

夫、出勤の土曜日。今日は午前中に掃除や買い物を済ませ、中断していた「あるもの」の製作に着手した。

前の冬は「苦手なものを克服する冬」にしたいと、編み物に挑戦した。結局のところマフラーだの帽子だのといった簡単な小物を作っただけに終わってしまったが、それでも家族や友人のための小物を幾つか編み上げることが出来たので、編み物シーズンが終わった時に「次は針仕事に挑戦しよう」と材料を買っていたのだけれど、とたん妊娠が分かり悪阻でそれどころではなく、今日までずっと材料のまま中断していたのだ。

私は「雑巾縫いとボタン付け以外の針仕事は全部外注に出す」と心に決めていたくらい針仕事が大嫌いなのだけど、編み物が上手くいったので少し自信がついたみたい。編み物の時の要領でいきなり大作に挑むのではなく、猿でも作れそうな簡単なものからのスタート。夫が独身時代から使っていて、妊娠して身体がしんどくなってからは私が愛用している「座椅子」にカバーを作ることに。

座椅子カバーと言っても、布の三方を真っ直ぐ縫って、スナップを付けて、レースをちょびっと縫い付けただけの簡単仕様。我が家にはミシンなんて洒落たものがない(第一、あったとしても使いこなせない)ので、居間のちゃぶ台に陣取って、ひたすらチクチクと針を動かしていた。

お裁縫の好きな女子小学生よりも下手くそな縫い目に涙を禁じえなかったが、なんとか最後まで仕上げることが出来た。袋状ににして裏返してあるから縫い目の粗さは分からない。見る人が見れば無惨なものだと思うのだけど「ちょっと、いいかも」と自画自賛。この調子で、いくつか小物を作りたいなぁ……なんて思っている。少し上達して夏に仕事を辞めたら、生まれてくる子供のものを作ってみるのも良いかも知れない。

仕事を辞めたら、しばらくは専業主婦生活。ずっと家にいるのであれば家の仕事を出来るだけ楽しくこなせるようになっておきたい。料理しかり。掃除しかり。「良い妻」とか「良い母」になりたい…という以前に自分が楽しく暮らしていくために。専業主婦の生活って想像もつかないけれど、外に出て働く以上に「自分自身」をちゃんと持っていないと崩れてしまうんじゃないかなぁ……と思う。

専業主婦になるべく、自分の意識とポジションを少しずつ移行していこうと模索中。

今日はこれから義兄宅へ出掛ける。夫とは義兄宅で合流して、義母を交えて食事会。食事会も楽しみだし、入魂の座椅子カバーを夫に見てもらうのも楽しみ。そろそろ出掛ける準備をせねばなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2004年06月09日(水) 等価交換
2003年06月09日(月) 婆さまト買い物。婆さまノ買い物。
2002年06月09日(日) 「なぞなぞ」は苦手ってことで。

白蓮 |MAILHP