自宅の階段に手摺を付けてもらうことになった。
妊娠した直後、義母や乙女な母から「お腹が大きくなってきたら足元が見えなくて危ないから階段に手摺をつけてもらいなさいね」と言われていたのだけれど、悪阻でしんどかったり、仕事が忙しかったりしてずっと先延ばしにしていたのだが、夫が「ずっと気になっていたのだけど……」とて手摺の話を持ち出してくれた。私はそんな話もサッパリ忘れていたのだけれど、ここ一週間でズズイとせり出してきたお腹を見るにつけ、いいかげん必要なのだと観念した。
そんな訳で今日は2つの工務店さんに見積に来てもらった。片方の工務店さんにお願いすることに。来週末あたりに取り付けに来てもらう予定。2つの業者さんに見てもらっただけなのだけど、それでも比較・検討するってことは大事だなぁ……と実感した。お断りした工務店さんが「なんだかなぁ」だったのに対して、お願いした工務店さんは対応も良かったし施工前の調査に対する姿勢も好感が持てた。手摺の位置にしろ「こういう場所が危ない」という話にしろ、プロの心意気を感じた。
手摺に限らず、妊娠してから生活に不自由を感じることが多い。妊娠すると身体の関節がゆるくなるらしくて、そのせいか階段を昇るのに膝がちょっと辛い。自分がそういう状況になってみて初めて「スロープ」の有用性を感じた。スロープって車椅子やベビーカーのためにあると思っていたのだけれど、足の悪い人にとっても必要な物なのだな……と。
手摺りにしろ、スロープにしろ、エレベーターにしろ、妊娠前は必要とは思わなかったものの存在が、やけにありがたく感じる。今の感覚は出産して自由に動けなくなってからも忘れずにいたいなぁ……と思う。
そんなこんなで今日は1つばかり大きな用事をこなした。夕食は愚弟に焼肉をご馳走になった。地味ながらも満足の出来る休日だったなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。