白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年04月16日(月) 弱気モード

不甲斐ないことに悪阻で欠勤してしまった。昨日から絶不調で寝込んでいたのだけれど「明日になれば調子も良くなるだろう」とタカを括っていたのに、そのまま今日まで引っ張ってしまった。

妊娠経験談を載せているサイトには「悪阻のあいだじゅう、辛くて毎日泣いていた」とか「いっそ死にたいと思った」なんて体験談が載っていて、今まで「それは言い過ぎぢゃないかなぁ?」と思っていたのだが、最近では「私より酷い状態なら、そう思っちゃうのも仕方ないよねぇ」と思うようになっている。現在、妊娠4ヶ月目の最終週。悪阻が良くなってくる時期……とのことだけど、むしろ始まった頃より酷くて参ってしまう。それでも、いつかは収まるのだから、じっと過ぎるのをやり過ごすしかない。

自分が痛い目にあって初めて気付くこと…ってのは案外多い。

今までは妊婦さんと接しても、他人事でしかなかったので、特別にどうこう思ったことは無かったが、これからは全く違った風に接するだろうと思う。妊娠は病気じゃないと言うけれど、思ってたよりも大変だった。

そして何某かの病気で長患いしている人に対しての考え方を改めなきゃなぁ……とも思ったり。病気になっても1週間や10日なら気持ちをシャンと持って乗り切る事も出来るけど、長引いてくると気丈な人もネガティブになって当然なのに、そこのところを分かってなかったなぁ……と。

実家では長患いをする人達と身近に接していたので、まったく経験の無い人よりは理解がある方だと自負していたが、自分自身が悪阻で2ヶ月悶々としてみて、初めて身近に感じることが出来た次第。特に、乙女な母には厳しい目線で見ていたように思う。乙女な母は依存心が強かったりする部分はあるのだけれど、私ももう少し柔らかい視線で見てあげる必要があると反省した。

……とめずらしく殊勝な事を書いているのだが、自分自身が少し弱気になっているから。体調不良で活動がままらない状態が長く続くとストレスとも溜まるし精神的にもダメージがある。しかしながら選択肢は「じっとやり過ごす」しかないので、時期が過ぎるのを楽しみに、じっとやり過ごしていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年04月16日(金) ぶっ飛んだそうです。
2003年04月16日(水) 1人で出来る?
2002年04月16日(火) 使うも、老ひるも左から。

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