34歳にして親不知が生えてきた。よりによって妊娠中に生えてくるとは。妊娠中は歯の治療を避けた方が良いと言うのに。あぁ……なんと。
私は数年前に歯のレントゲンを撮った際、歯科医から「あなたは親不知が生えてこないんじゃないかなぁ」と言われた。レントゲンに親不知の「素」が写っておらず、口が子供サイズ(身体が小さいのだから口だって相応に小さいのだ)の大きさしかないから、親不知が生えるほど成熟てはいないだろう……との見解だった。なので「私は一生、親不知を知らずに生きていくんだ」と思い込んでいたのだが、妊娠して子供を育てるついでに、親不知をも育ててしまったのだろうか? 人間の身体って本当に不思議だ。
幸い、親不知が生えてきたと言っても今のところは痛くもなんともないので、お腹の子の健やかな成長と共に、親不知も真っ直ぐにトラブルを起こさず生えて欲しいと願うばかりだ。
この週末で妊娠5ヶ月目に突入するのだが、そろそろお腹が目立ってきた。そして日々「お腹の子にエネルギーが注がれているのだなぁ」と感じる。もっとも顕著なのは貧血が酷い……ってこと。子供の頃、血液の病気に懸った経験はあるものの、完治してからは、むしろ血が足りないどころか「なかなか濃くて優秀」な状態を保っていたので、自分が貧血になるなんて、ついぞ思ってもみなかった。サプリは飲まないのを信条にしていたが、鉄分を飲む今日この頃。悪阻が治まったら、食事に気を付けていきたいと思う。
そして悩ましい悪阻は、ここ数日で「もしかしたら抜けてきたかも?」という嬉しい兆しが。今までも何度かこういうことがあったのだけど、そのたびに失敗しているので今回は慎重にいきたいと思う。気分が良いからと言って頑張り過ぎないようにしなくては。明日は週末だけど図書館へは行かない。お掃除も頑張らない。買い物の控えめに。痛い目に合うと人は少しだけ賢くなるのだ。贅沢な願いではあるけれど来るべき黄金週間は元気に過ごしたいと思うのだ。
妊娠生活は毎日感動に満ちています……と書きたいところだけど、身体が辛い時は「それどころぢゃない」ってのが本音。だけど「生命が育っていくってスゴイことだなぁ」と感じることは多い。全て記すのは無理にしても、ちょいちょいと記録出来たら良いなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。