白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2006年11月30日(木) しわ1号

私にも、とうとう「しわ1号」が定着しつつある。

笑うと目の下…ちょうど頬骨の上あたりに、大きな笑い皺が出来るのだけど、ここのところ口の端をちょいと上げただけでも出てくるようになってしまった。しかも日に日に濃くなってきている。たぶん、これはそう遠くないうちに定着して、私にとって記念すべき「しわ1号」になるものと思われる。しわ1号が、笑い皺の進化系で良かったなぁ……と、つくづく思う。眉間の皺だったら、ちょっと切ない。実際、私にも眉間の皺が耐えない時期があったのだ。

私よりもずっと年輩の方から言わせると34歳なんて、まだまだ若造なのだと思うが、それでも日に日に老いていく…と言うのか、ゆっくりと下り坂を進んでいるを実感している。皺や白髪と言った目に見える変化もそうだし、体力の衰えもそうだ。自分よりも年下の人と話をしていて「あぁ…若いなぁ。キラキラしてるなぁ」と眩しく思ってしまうのも、年を重ねた証拠だと思う。

体力その他諸々のことが下り坂になるのは残念なことだけど、気力も体力も充実していた時代よりも、今の方がずっと楽しい。長生きしたいなぁ…と思えるようになったのは30代を越えてからだ。20代は生きることに一生懸命だったのも事実だが、やぶれかぶれと言うか「いつ死んでもいいや」みたいなことを思っていた。さらに遡って10代は……恥ずかしくて書けないほどにエキセントリックで、小っ恥ずかしいガキんちょだった。

きっと10代の私が、今の私を見たら、さぞやッカリすると思う。なんてツマラナイ大人になったのだろう…と。だけど私はツマラナイ大人になった自分が、かなり好きだ。

などと調子の良いことを書いているが「明日は仕事帰りに整骨院に行って、腰の調子を整えよう…」なとど、イケてない日々を送っているのが現実だったりする。それでも捨てた物ではない訳で、しわ1号、2号、3号と増殖していくのを愛でながら長生きしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年11月30日(日) 定型文ぢゃ嫌なのに
2001年11月30日(金) 薬!くすり!クスリ!

白蓮 |MAILHP