白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年11月29日(水) 待っている時間

ご近所の家でクリスマスのイルミネーションが灯った。

一般のご家庭でクリスマスイルミネーションをする…と聞くと、なんとなく立派なお屋敷を連想してしまうけれど、近くの家はいわゆる「狭小住宅」と呼ばれるような小さな家。だけど何軒か合同でイルミネーションを灯すので、その一角だけは夢のように美しい。狭い突き当たりの路地の一角なので、別世界に切り離されたような錯覚さえ覚える。

私も唐突にクリスマスの準備がしたくなり自作のクリスマスリースを玄関先に飾ってみた……と言っても、我が家は古い家なので、玄関の戸はお洒落な開き戸ではなくて、ガラスのはまった昔風の引違い戸。アンバランス感は否めないが気にしない方向で。

クリスマスに限らず、季節行事は「待っている時間」の方が楽しいように思う。お正月しかり。お誕生日しかり。人を恋うる気持ちと似ているかも知れない。メールや手紙を出す時とか、待ち合わせの時間とか。もちろん、その瞬間も嬉しいものではあるのだけれど。

待ちわびる…ってのは自分1人だけで味わう密やかな楽しみ。

そんなこんなでクリスマスを待ちわびつつ、今夜も咳止めを飲んで早寝しよう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年11月29日(金) 先が見えてきたかもね〜
2001年11月29日(木) 真剣に「馬鹿」と取り組む大人

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