白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年10月13日(金) ぎゅう・ぎゅう・ぎゅう

今日は帰宅時に大変なラッシュに巻き込まれてしまい、帰宅途中で40分かかる区間を2時間かけて帰ってきた。

1週間の仕事を終えてホッと一息つきながら、いつもの電車に乗り込んだ……までは良かったが、途中の駅で電車が来なくなってしまった。駅の放送によると、線路内に人が立ち入った云々…とのこと。復旧の見通しは、まだ先になると言っていたので、ちょっぴり風が寒いホームで待っているのもツマラナイので、ひと駅先の乗り換え駅まで歩いて行った。その駅は商業地なので、買い物でもして時間つぶしをしたら良いだろう……と。

途中、パトカーが集結していて、何やら不穏な感じであったが、きにせず歩いて乗り換え駅に到着。久しぶりに、ちゃんとした花を活けたくて、贔屓の花屋で花を物色。スーパーの花を買って、花瓶や一輪挿しに活けたりはしていたけれど、枝物を使って、じっくり華道に取り組みたいなぁ……と。ちょうどお給料日だったので、少し贅沢な花を買った。店の人と意気投合して、たくさんオマケをしてもらう。その後トイレのお香(我が家では消臭剤代わりにトイレでお香を焚いている)を購入。なんだかんだと暢気に時間を潰した。

そろそろ復旧しているかな……とて駅のホームに降りてみたものの、すごい人出だった。人がどっさり。テレビの取材もどっさり。いっそ戻ってお茶でも飲もうと思ったが、すでに引き返せない状況に陥っていた。かなり遅れてやってきた電車は鮨詰め状態で「乗りたくないなぁ…」と思うものの、自分の意思では身動きの取れる状態ではなくて、ぎゅう・ぎゅうと車内に押し込まれてしまった。こんな事になるなら、花なんて買わなきゃ良かった…と激しく後悔。

最寄り駅までは、ひたすら我慢大会。

人に埋もれて忍の一字。少し車内が空いてきた頃、近くにいた大学生くらいのお嬢さんが、途中で様子がおかしくなった。体調が…というよりも精神面が。やたらとキョロキョロして具合が悪そうだったので、声をかけようかしら…と思ったら、何やら独り言がはじまったので、声をかけそびれてしまった。弱点を持っている人には、あの時間と空間はキツよね…と不憫に思ったもものの、どうしてあげようもなく。つくづく可哀想だった。

ヘロヘロとなんとか帰宅。お花をバケツに突っ込んで、とりあえず食事を取った。これから気を取り直して花でも活けてみましょうかね……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年10月13日(月) ラーメンと牧場
2002年10月13日(日) 3人目の女。
2001年10月13日(土) すべての・・・は消耗品?

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