白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年05月15日(月) 母の愛。

昨日、母の日は我が家に義母と夫の兄一家を招いて夕食会をした。

夕食会…といっても「じゃがいも餅入りの味噌鍋」だったので、じゃがいも餅を作る以外は、それほど手間もかからなかった。小さな家に総勢6名。我が家のテーブルは4人がけなので、私は折りたたみ椅子。夫には私のPC机の椅子に座ってもらった。まぁ、何かと至らないところもあったとは思うけれど、義姉や義母に助けられて、笑いに満ちた楽しい夕食会になった。

義母には夫の隣に座ってもらって義母の給仕は夫にしてもらったのだが「この子に、よそってもらうなんて初めてじゃないかしら」と義母が嬉しそうにしていたのが印象的だった。両脇を息子に挟まれた義母の嬉しそうな事と言ったら! 母の愛というものは、かくも強く、そして揺ぎ無いものかと胸が熱くなってしまった。

義母と私とでは、夫と関わってきた年数も違えば、立場も違う訳だけど「愛情の深さ」なら、義母の方が遥かに上だろうなぁ……と思う。これは僻んで言っているのではなくて「無条件の愛」と言うのだろうか。ちょっと上手く説明出来ないのだけど「親ってありがたいなぁ」という種類の愛情なのだ。これが自分自身の母親となると、そういう目線で見ることが出来ないのだけど、義母とは少し距離があるので、そんな風に思えるのかも知れない。

最も「世の中全ての母親が偉い」とまで考えを発展させるつもりはない。現実世界を見渡すと「これは、どうよ?」と言うような母親だって、いっぱいいるのだから。

昨夜の夕食会は夫もいたく満足したようだった。夫は、どちらかと言えば不肖の息子だったのだから、これからは存分に義母を大切にしなくちゃなぁ…と思う。そんなこんなで昨日は素晴らしい夜だったが、なんだかんだと草臥れたらしくて、今日は朝からズタボロ風味。シチューを2回も吹きこぼすだなんて、どうかしている。お風呂に入って、早めに寝よう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年05月15日(日) 牛肉=ご馳走…だけど。
2004年05月15日(土) 浅ましい話だが、しかし。
2002年05月15日(水) 昨日と今日。気を取り直して明日。

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