白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年01月30日(月) 荷造り開始。

本日より結婚前のロングバケーションに突入。

今日は午前中に役所へ戸籍謄本を取りに行ってきた。本籍地のある役所へ行くのは父が亡くなって以来。何もかもが懐かしい…。私の住んでいる市役所では婚姻届に「戸籍謄本」が必要だとあったのだけど、本籍地では「結婚差別や、個人情報保護の関係で婚姻の際は戸籍抄本でお願いしたい」とのこと。婚姻届を出す役所でトラブルが起きれば対応するから協力して欲しいと言われたので、戸籍抄本を貰ってきた。「家」よりも「個人」を尊重するのは良いことだと思う。ただ、それを突き詰めるのなら戸籍制度自体どうよ?」と思う部分も。どうも違和感が拭い切れない。

帰宅後はせっせと引越しの荷造りなど。前日にドナドナを歌いながら古本屋へ大量の本を売りに行ったのだけど、それでもウンザリする冊数だった。こんなに所有する必要は無いよなぁ……と思うのだけど、イマイチ思い切ることが出来ないのも事実。「あ。『夏子の冒険』って、稚拙でツマラナイ話だったよなぁ。捨てちゃってもいいんだけど……駄目だ。私に三島を捨てることなんて出来ない…」てな具合で選んでいると、もう2度と読まないであろう本なのに手元に置かねばならない羽目に陥るのであった。

本の梱包が終わって、他の荷物(服とか鞄とか思い出グッズとか)を詰めようと押し入れをチェックしたら哀しくなるほど荷物が無かった。愚弟からは「着の身着のままで結婚する訳やね」と言われたが、実際のところ「本」以外の荷物はほとんど無くて「いつでも夜逃げ出来るぜ!」というほどのサッパリぶり。本との対比で言うと、どれくらいサッパリなのかは……私の名誉に関わるので、敢えて公表はしないけれど。思い出グッズならば卒業アルバムも文集も無く、辛うじて卒業証書はある……って感じ。

私にとって本を読むのは「食事をとる」とか「歯を磨く」とか「ウンコする」のと同じラインにある行為。そして、それ以外のことは大雑把に「それ以外の雑事」でしか無いんだ…ってことを再確認した。乙女な母からは「白蓮は身を飾るよりも本が大事だからね」と嫌味を言われるが気にしない方向で。つくづく気の合わない母娘である。乙女な母はX’Dayを控えて、なにげに機嫌が悪いのだ。つくづく子供みたいな人だと思う。

明日は荷造りの仕上げ&その他の雑事を。肩と腰が恐ろしく痛いのが困りもの。明日は整骨院で、バッチリ針治療をしてもらおうて……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2005年01月30日(日) 徳島日帰りの旅。
2004年01月30日(金) エネルギー過多。
2002年01月30日(水) 手術日和(?)

白蓮 |MAILHP