愚弟相手に珍しく本気でブチ切れた。
私をよく知る人達からは「白蓮さんは家族思いだね」と言われることが多いのだけど、実は以外とそうでも無かったりする。自分の周囲で揉めごとや、厄介ごとが起きて愉快に暮らせないのが嫌だという一心で、シャカリキに頑張っているだけに過ぎない。私は私が1番可愛い。とりあえず自分が愉快に暮らせたら良いと思っている。ただ、始終一緒にいる家族が不愉快に暮らしていると、自分も愉快に成り得ない……って事を知っているだけなのだ。
私は根本的に家族思いではなくて、自分思いなのだと思う。
そして今日は大人げもなく愚弟にブチ切れた。ここ最近の愚弟の態度にムカついていたところに、彼のちょっとした言葉から「これは言わないでおこう」と思っていた言葉を吐いてしまった。
そんなに偉そうに恩義着せがましい事を言われるのは片腹痛い。私は君が入院していた時に「自分の時間を犠牲にした」とか、そういうことを言ったことが1度でもあったか? 君にそんな偉そうに言われる筋合いは、これっぽっちもありゃしない……と。
実際のところ、私の言った事は正論なのだけど言い過ぎたな……と反省した。愚弟だって外で仕事をしていれば、虫の居所の悪い時もあろう。私も年長者なら、そこのところを考慮して発言するべきだったと思う。
それにしても、愚弟と乙女な母の今後が心配でならない。頼むから仲良く、機嫌よく暮らしてくれ。私が今の家から抜けるにあたって、精神的に参っているのは実は私ではなく乙女な母と愚弟なのだ。2人の話を聞くのは正直辛い。だけど、私は彼らを心配する以上に、私と私の生活が大切なので「とりあえず仲良く暮らしてくれよ」と思ってしまうのだ。何しろ私は「自分思い」な人間なので。
明日は引越し。新居での生活は結婚式を終えてからなので、まだもうちょっと実家暮らしなのだけど、最後くらい気持ち良く送り出したくれるくらいの心遣いは無いのか……と、不貞腐れつつ今日の日記はこれにてオシマイ。