白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年01月30日(日) 徳島日帰りの旅。

友人を訪ねて徳島へ行ってきた。

大阪から高速を飛ばし海に架かる橋を渡って3時間半。マザーグースの森で購入した「しろたん」のふわふわ抱き枕と、新大阪の駅で購入したキンツバ&栗もなかを乗せて、ぶっちぎりで走る。まっこと四国も近くなったものだと、しみじみ。

友人夫妻&ちびちゃんと楽しい時間を過ごした。はじめのうちは、人見知りのはじまったちびちゃんに泣かれてしまったけれど、帰る頃にはすっかり手なづけてしまった感じ。オバチャンパワー全開で、乳児と戯れてしまった。餌付けと貢物が功を奏したのだろうか。やっぱり、ちびっこは面白くって良いなぁ。実際に育てるとなると大変なことの方が多いのだろうと思うけれど「生物」の成長と係わっていけるというのは、魅力的過ぎる。

友人のご主人に案内されて徳島市内を一望できる眉山という山にドライブ。海と山に挟まれた徳島は美しい街で、大阪育ちの友人が、この土地で生きてるのだなぁ……と思うだに感慨深いものがあった。徳島に根付いて毎日愉快に暮らしてね……と願わずにはいられない。友人夫妻を見ていると、互いに慈しみあっているんだなぁ…というのが感じられて、とても好感が持てた。それでも、やはり友としては友人の夫に「大阪から単身嫁いだ妻を大切にしてあげてください。貴方だけが頼りなんですから」と声を大にして言いたい。(←勿論そんな余計なことは言わない訳だが)

結婚して夫の生活に合わせて生活する場所を変える女性は日本にどのくらいの人数がいるのだろう? 当たり前の成り行きとして捉えられているけれども、考えてみるだに大変なことだと思う。いわゆる「主婦」として、子供を育てつつ家と土地に密着して暮らしている女性と、「家は戻ってくるべき場所」として、仕事に励んでいる男性とは、その土地との係わり方の深さが違うように思うのだ。

見知らぬ土地で子供を産み、育て、その土地の人になっていく女性ってスゴイなぁ…と思う。

最近「普通に暮らしている大人」がやけに眩しく感じられる。20代の頃は「普通」という言葉に嫌悪を感じていたのになぁ。あたりまえに日常生活を送り、その中で愉快に過ごすって簡単なようで案外難しい。それを、さらりとこなしていくのがカッコイイ大人というものだ。私もカッコイイ大人を目指して明日もまた頑張って働くぞ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年01月30日(金) エネルギー過多。
2002年01月30日(水) 手術日和(?)

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