白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2005年12月31日(土) 2005年の大晦日

2005年の大晦日。今年を振り返ってみた。

1番大きな出来事は結婚相手と出会ったことだろう。出会ってやっと半年。昨年の今頃は予想だにしていなかった展開。コンビニで買う昼食だって、もうちょっと慎重に吟味するのに……と思うほど、簡単に決めてしまったのには自分でも吃驚。未来の夫の名義だが中古で家も買った。何もかもが即断即決。流れに乗っている時って、こんなものなのかも知れない。

次に印象深かったのは愛犬が死んでしまったこと。哀しいやら寂しいやら。それと同時に「マズイ。今、この子に死なれたら、乙女な母が大ダメージを受ける」なんていう計算いち早く動いてしまったのは、なんだかなぁ……って感じ。ズルイ思考と二人連れで歩いているのが大人なのかも。それにしても自分の周りに訪れる死は、何度経験しても、まいっちんぐ。

愚弟の失業と再就職も私にとっては大きな出来事だった。なんとか決まったから良いものの、まったくもってヤキモキさせられた。姉の結婚を機に、愚弟にはシャンとしてもらいたいものだ。

仕事面では充実していたように思う。よく働いたし、色んなことを覚えて少し成長したような気がする。しがない派遣社員の身だが、あれこれとまかしてもらえるようになったのは嬉しいことだ。私にとって仕事とは金銭を得るための手段に過ぎないけれど、嫌々働くよりも、楽しく働けた方がずっと良い訳で。つくづくありがたいと思う。

仕事以外のことについて……人間としても大おきなことを学んだ年だった。私は、比較的「言いたいことは遠慮なく言う」タイプの人間だと思っていたけれど、自分にとって大事なことはムッツリ黙り込んでしまうことが多いようだ。だけど、時と場合によっては口に出しちゃった方がいいんだなぁ……なんて言う当たり前のことを改めて知った。

否定的な言葉は黙っていた方が良いかも知れないけれど、誰かを好きだという気持ちや、感謝しているという気持ちなんかは、断然口に出した方がいい。知らないうちに「言葉より行動で示す」みたいな、古いオヤジみたいな人間になっちゃってたらしい。もっと素直になれば良かった。賢く、小ズルイ人間にならないように気をつけよう。誰のためでもなく自分のために。

色々あったけど、今年は例年になく実りの多い良い年だった。今年に限って言うならば、今日、死んじゃったとしても『北斗の拳』のラオウのように「一片の悔いなし」と言い切れる。ま、一応、長生きする予定なので、あまり良い例えでは無いのだが。

良い1年であった。私の周囲にいてくれた人達へは感謝の気持ちでいっぱいである。もちろん、この日記にお付き合いしてくださった方にも多謝。良いお年……そして来年も、よろしくお願いします。


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【同月同日の過去日記】
2004年12月31日(金) 良いお年を!
2003年12月31日(水) ただいま帰りました&暮れのご挨拶
2002年12月31日(火) 今年最後のごあいさつ。
2001年12月31日(月) 大晦日・尾行・1999

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