白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年12月19日(月) 寒さに震えた月曜日

今日は寒い1日だった。

通勤電車で貨物列車のコンテナに雪がドッサリ積もっているのを見て「こりゃ、かなわんなぁ」と思いつつ出勤。事務所につくと駐車場には夜間作業から帰ってきた社有車が雪ダルマのようになって停まっていた。本日はビルの屋上で現場スケッチ。雪の中で仕事をしていた人のことを思えば「なんてことないさ」ってレベルなのだが、寒いのが大の苦手な私にとっては非常に厳しい任務であった。

背中と腰と足の裏にカイロを貼って準備万端。とっとと仕事を済ませて撤収したいと思いきや、新幹線が遅れてメンバーが揃わず室内で1時間以上、待ちぼうけの後、屋上から塔屋へ登った。壁面にそそりたつ垂直の鉄梯子の冷たいことと言ったら! 現場に出るのは大好きだけど冬の現場は除外したい。

じゃりんこチエのおばぁはんも言っていた。「寒い、ひもじい、もう死にたい、不幸はこの順番できますのや」……と。寒いって感覚は、人間を暗い方向へ引っ張る力がある気がする。どんなに厳しくても「暑い」から「死にたい」は連想出来ないものなぁ。失恋の歌の主人公達が北を目指すのも、その辺からきているのだろうか?

仕事を終えて食べた「季節のカキ蕎麦」が、たまらなく美味しかった。あたたかい食べ物をお腹に入れるだけで、たやすく幸せを感じるものなんだなぁ。

帰宅したらば1番乗りのクリスマスカードが届いていた。丁寧に書かれた丸っこい字を見て、心があたたかくなった。私も早めにカードを投函しちゃおうかなぁ……と思ったりした。今週は祝日が入るおかげで休みが多い。あと3日なら頑張れるぞ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年12月19日(日) 美味しいお酒♪
2003年12月19日(金) 物欲。
2002年12月19日(木) 手持ち無沙汰。
2001年12月19日(水) 『悪女聖書』を知っていますか?

白蓮 |MAILHP