ここのところ夜になると神社から太鼓の音が聞こえてくる。
来週末にある祭りに備えて練習しているのだろう。そういえば、少し前に氏子さんが寄附を集めに周っていたっけか。私の住んでいる地域の祭りは盛り上がる……とは言えないまでも、布団太鼓だの、ギャル神輿だのの練り歩きがあり、それなりのコレ……といった風情なのだ。
祭りを仕切っている人を見ると「昔ヤンチャやってました」と言うような「元ヤンキー」の姿がやたらと目立つ。
……思うに公正したヤンキーは地元に密着する傾向があるような気がする。『10代の中頃までヤンキー→10代後半で出来ちゃった結婚→結婚を期に奮起して仕事をはじめる。→20代半ばで独立開業』なんてコースを辿ったであろう、私と同世代の30代は、負け犬33の私には太刀打ちできないほど安定した暮らしをしていて、妻(夫)と子供連れで祭りに参加し、かつ祭りを切り盛りしていたりするから驚きである。
それにしても太鼓の音は人の気持ちをウキウキさせる効果があるらしい。母親に抱っこされているような乳児でも太鼓の音を聞きながら身体をゆすったりするのを見るだに、太鼓の音には、他の楽器の奏でる音と違う「何か」があるように思ったりする。単純な音ゆえに、五感に響いてくるのだろうなぁ。
へろへろと家路を急ぎつつ、太鼓の音に耳を傾けた週末の夜を経て、待ちに待った3連休。今日は乙女な母を連れて買い物へ行く予定。この3連休は遠出をせずに地元で過ごし、体調を立て直そうと思う。そろそろPCを落とさなきゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。