この週末は個人的に充実したものだった。ネット繋がりの人と会ったり、友人の誕生日プレゼントを準備したり。台所の大掃除もしたし、映画『電車男』を観たりもした。色んな意味で充電して「さあ、明日からまた頑張って働こう」と決意した夕方、衝撃の事実を知らされた。
今月の20日付けで愚弟が会社をクビになるという。
これは流石にボディー・ブローだ。詳しい事情は割愛するけれど、決定的に愚弟が悪いとも言えず、会社が酷いとも言えず、どうしようもない感じ。ただ愚弟の努力が足りないという部分はあったと思う。現状に満足して磨くことはしていなかったからなぁ。
ぶっちゃけ愚弟は学歴が無い。手に職もない。しかも片手が不自由ときている。こんな状態で次の仕事がすんなり見つかるのだろうか……とても不安だ。その上、愚弟は就職活動で痛い目にあったことが無い。いまの職場は亡き父親の仕事の関係があって入社しているものだから、そういう意味での厳しさは全く知らないのだ。
……と言うか、もう勘弁してください……って感じである。
「白蓮のことは面倒見てあげるから逃げておいでよ」なんて人がいたら、今夜にでも荷物をまとめて失踪したいくらいの心境。愚弟の行く末以上に、自分自身の行く末が不安で仕方がない。もうこれ以上はビタ一文も頑張れないのですが、どうしたものだか。もう、まいっちんぐ……としか言いようがない。ベコベコに凹んでFに電話をしたらば「そりゃぁ、かける言葉が無いよなぁ。もう笑うしかないって感じ?」との激励を貰った。
ありがとうF。つくづく笑うしかないね。
自分で頑張ってどうにかなる問題なら、いくらでも頑張れるのだがなぁ……。少年ジャンプでありがちな「次々と襲い掛かる強敵! しかし、そのたびに強くなる俺!」みたいなシュチュエーションは、御免こうむりたい。とりあえず今夜はベコベコに凹んだまま寝るとするか……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。