白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年06月13日(月) 弱さであり、強さであり。

昨夜、愚弟の解雇を知り、ベコベコに凹んだ訳だが、一晩寝たら気分爽快! それはそれとして、頑張らなきゃね♪ とか、都合切り替えられたら良いのだけれど、流石にそれは無理な相談。

しかしながら現実問題として考えるだに、なんとかなる……とは思うのだ。今までも色々なことがあったが、なんとかならなかった事なんて、1度たりとも無い訳で。愚弟もいずれ仕事を見つけてくるだろうし、そうでなくても、しばらくの間は私1人でも家族を養っていけるだろうし。命を取られるという話ではないので、さほど深刻になるほどの事でもないのだ。その証拠に、私をよく知る人間達は、さほど深刻に心配しちゃくれないのだ。「大変だろうけど、白蓮ならなんとか出来るよ」とか思っているらしい。ま。実際、なんとかするんだけどね……ええ。

毎度、何某かの事が起きるたびに、グチグチと恨み事を書いたりする訳だが、自分ではよく分かっているのだ。そんなこんなの厄介ごとが、今の自分を形成してきたんだ……ってことを。ここ10年を振り返ってみると、10年前の私と、今の私とでは「別人」と言ってもいいくらい人間的に成長している。優しくもなったし、強くもなった。10年前……22歳の私は、生意気で、人に厳しい、嫌な女だった。もちろん、今だってその片鱗はあるのだけれど、当時を思えば随分とマシになっている。

艱難汝を玉にす…ってな言葉があるけれど、まったくもって、その通り。だが「素敵な人間になれなくても良いから、毎日安楽に面白おかしく生きてゆきたい」というのが本音だったりする。自分でも痛いほど分かっているのだが、自分の置かれた状況から逃げ出すなんて、案外簡単なことなのだ。昨日はた戯れに「面倒見てくれる人がいるなら失踪したい」みたいなことを書いたけれども、そんな人がいようがいまいが、自分の口を養えるのだから、その気になれば、抱えている物なんて、いつだって放棄出来るのに、それが出来ない……ってところが私の弱さであり、強さでもあると思う。

それにつけても「いったい、私は、どこまで頑張れるんだろう?」ってのが今後の見所だと思う。とりあえずは、ばっくれたりはしないだろうなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年06月13日(日) モノトーン的休日。
2003年06月13日(金) 借り物では駄目みたい
2002年06月13日(木) 説教を喰らう。

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