白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2005年05月29日(日) 従姉妹の結婚式

今日は従姉妹の結婚式に出席してきた。

従姉妹の花嫁姿は素敵だったし、とっても楽しい結婚式だった♪ と書きたいところなのだが、近年にない不愉快な結婚式だった。従姉妹の花嫁姿が素敵だった……ってところだけは本当なのだが。

7つ年上の既婚者である従姉妹に絡まれて散々だったのだ。30代の独身女性なら、誰しも通る道なのかも知れないけれど、見当違いも甚だしく、適当に流しつつも内心ではかなりムッっとしてしまった。「白蓮ちゃんは若く見えて羨ましい」だの「素敵なドレスね。私なんて、こんな服で云々…」だの「白蓮ちゃんぱ理想が高いから結婚出来ないのよ」だの「独身だと自由でいいわね」だの。

若く見えると言ったって、未婚で子供を生んでいないとなれば、多少若く見えるのは当然なのだ。結婚して子供を生んだ女性とまったく同じじゃ、あんまりにも可哀想過ぎる。ドレスに至っては10年も前に購入した物。今のシーズンの結婚式には、いつも同じドレスで写っていて「お洒落な私」って訳でもない。結婚話にいたっては「私の理想が高い」のではなく「私に少々難アリ」なだけだし、「独身だから自由」だと言われても、ウィークデイはガッツリ仕事。週末の1日は家事専従の身の上としては、首を傾げざるを得ない。

帰りの車内で愚弟に「今日の○○姉ちゃんには、ムカっ腹立っちゃった」と告白したらば「なんか、スゴイ勢いだったもんなぁ。でも、それってヤッカミも入ってると思うで」と言われたが、イマイチ腑に落ちない。

もっとも私も大人なので、その場はニコニコ笑って、従姉妹の追撃をスルーしていたのだが、その父親(私の叔父)が、ちょっとしたトラブルからご立腹だったらしく、宴席でずっと不機嫌をブチかましていたのにも、ほとほと参った。お祝いの席なんだから、もう少し押えてくれよ……とハラハラしながらの食事が美味しいはずもなく。自分の親戚とは言うものの宴席のマナーを知らない人にウンザリしてしまった。適当に場を盛り上げて、世間話でもしておけば良いのに。

不愉快な結婚式だったが、従姉妹を祝う気持ちは本物である。末長く押し合わせに……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年05月29日(土) エサと食事。
2003年05月29日(木) 憧れの職業。
2002年05月29日(水) ピアノの先生は何故恐い?

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