白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2002年05月29日(水) ピアノの先生は何故恐い?

「しっとりと落ちついた雰囲気のある大人の日記ですね」
なんてお褒めの言葉をいただいた時期もあったのに
最近は「馬鹿っぽい話」が多いような気がする今日この頃。
「読書日記」を別にしちゃった分だけ
「しっとり度」は確実に下がったようです。
……って言うか、長く続けてきて、どんどん「す」が出てきたと言うか。

昨日の日記の<私信>で「ネット恋愛無理みたい」って書いたのですが
あれって「ネット恋愛中なんだけど上手くいかないの」ってな訳ではなくて
「これだけ包み隠さず書いてたらネット恋愛は難しいかも」
……ってな話なのでした。
↑やっぱネット恋愛とか目指すなら「ウ○コ」の話は、どうかと思うし。
なにやら、誤解を招くような書き方しちゃってカタジケナイ。

申し開きは、この辺にして日記本文へ突入。

夢見る建築士Kさんは、ピアノにハマってから、妄想をしなくなりました。
妄想をしない分だけ、なんだか毎日ピアノ色。
CADオペレーターの相棒も
Kさんに釣られてピアノ熱に浮かされています。
相棒は「子供の頃ピアノ習ってたけど、すぐやめちゃったチーム」なので
今では、ほとんど弾けやしない……って感じだったりして
「あの頃、もう少しやっとけば良かった」などと言いつつ
知人の納戸で眠っていた電子ピアノを借り受けて
現在、ピアノ特訓中だったりします。

そんな相棒と、ピアノのことを話していて
「ところで、ピアノの先生って、どうして恐いんだろうか?」
……ってな疑問にぶちアタリました。
そういえば、友人達と話てしても「ピアノの先生=恐い」というのは
誰もが持っている図式のようです(例外だってあるとは思うのですが)

ちなみに私が習っていたピアノの先生も恐かったです。
お嬢様育ちの方だったので、言葉使いは丁寧でしたが
上手く弾けなかったりなんかすると、バチンと手を叩かれましたし
ピアノの鍵盤を「バーン」と叩いて大音響を出して威嚇したりなんかして
「弾けないなら帰りなさい!」とて追い出されたこともあります。
もちろん、悪いのは練習していかない本人なのであって
流石に大人(高校生過ぎてから)になってからは
そうそう恐ろしい目には合わなかったのですが。

ピアノを挫折しちゃった元・少女達は口を揃えて言うのですよ。

練習して行かないのは問題だけど、あんなに恐かったら
ピアノ好きになるどころか、ピアノ嫌いになっちゃうんだよねぇ〜〜

実際、ピアノに挫折しちゃった少女達で、それでも音楽が好きな人は
その鬱憤を内に秘めたまま
ギターなど他の楽器へ走っちゃうケースが多いです。
↑ちなみに私の相棒もピアノは弾けませんがギターは弾けます。

私も子供の頃は、いくつか「お稽古ごと」を経験していますが
他のお稽古ごとの先生に較べてみても
ピアノの先生は段違いに恐かったような……
ピアノの先生と方を並べるくらい恐かった「先生」と言うと
自動車教習所の教官くらいですかね。
↑こちらは恐いというより「無礼」って感じだったけど。

もちろん、優しくて教え上手なピアノの先生もおられましょうし
だいたい、ピアノの先生が恐くても、恐くなくても
ピアノと縁を持つ子なら、ピアノから離れることは出来ないと思うのですが
ピアノ挫折組の話を聞いてみるだに「ピアノの先生が恐くてやめた」
……って人が多いですし
中には「ピアノ嫌いになった」って人もいたりします。

ピアノの先生って、どうして恐いんでしょうかね??

やんちゃくれな子供を教えるのは大変だと思うのですが
「書道」や「そろばん」や「華道」や「絵画」の先生が
めちゃめちゃ恐くて止めちゃった
……ってな話は聞いたことがないだけに不思議です。
同じ「鳴り物系」のお稽古ごとでもエレクトーンの先生となると
あまり「恐かった話」を聞かないのも、ちょっとした疑問。
もしかしたら「ピアノの先生が恐い」ってのも
少子化が進む現在では、状況が変わってきているかも知れないのですが
↑なにしろ独身者なので、その辺の事情は知らないでいます。

「ずっと考えていた素朴な疑問」を、つらつらと書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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