白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年05月29日(木) 憧れの職業。

今日、お弁当を食べていたらば、天敵(大ボス)から声を掛けられた。
「お弁当は、毎朝作ってもらっているのかね?」と。
馬鹿言っちゃぁ困りますぜ。これでもお弁当作りは15年のキャリアでさぁ。
……なんて言い方はしなかったが、自分で作っていると答えたら
「嘘をつくな。嘘を」と言われてしまった。

………。ジジイを騙して、なんのメリットがあると?
仲良しぢゃないのは確かだが、そんな子供みたいなことはしないってば。

天敵の目に映る私は、洗剤を入れて泡だて器で米を洗うような
パンツの畳み方も知らないような女なのだろうなぁ……
好きな人から嫌われたり、目の敵にされるのは辛いが
嫌いな相手から、そうされても、痛くも痒くもないので構わないのだが
彼はどうしたものだか何かにつけて突っかかってくるのだ。
仕事のことしかり。プライベートなことしかり。つくづく、暇な人である。

そりゃ、そうと。

社会人になってから知り合った人からは
「白蓮さんって結婚しても仕事を続けていくタイプだね」とよく言われるが
究極の野望は専業主婦だったりする。子供がいたら最高。いなくても可。
専業主婦には、専業主婦の辛さもあるだろうが、なんか憧れちゃう。
食事を工夫して節約生活したり、手作りで色々なものを作ったり。
「生きるために必要な作業」って感じで好きなんだな。家の仕事って。

チラシをチェックして特売のものを買いに行っちゃう。
専業主婦だったら町内会活動だって協力しちゃう。
溝掃除だろ〜が、子供会の廃品回収だろ〜が、そういうのも頑張っちゃう。
季節行事の食事は、コンプリートしちゃう。
雛祭りには散らし寿司。お彼岸にはオハギだって作っちゃう。

憧れちゃうなぁ……専業主婦って。

だが、しかし、それはあくまでも「憧れ」レベルのお話。
夢……と言うりも、むしろドリーム。
↑敢えてカタカナで書くあたりに薄っぺらさを表現してみた。
現実問題として考えると、私は、死ぬまで働いているような気がするのだ。
そして働くからには、それなりに頑張って仕事しているようにも思う。
あぁ働きアリ人生。女王アリとは言わないが、兵隊アリくらいに昇格したい。

さてと。明日もお仕事。お仕事。
「ジジイ。どっからでも、かかって来やがれ!」と勢いをつけてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。

<追記>
もしも一生食べていけるだけの現金を手にすることがったなら
専業主婦になるよりも先に、ご隠居様になります。
若隠居……想像するだに、ウットリ。ウットリ。


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【同月同日の過去日記】
2002年05月29日(水) ピアノの先生は何故恐い?

白蓮 |MAILHP