白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年11月03日(水) 大きく抱え込んで

あれぼと「頑張って日記を書くぞ」と誓ったにも関わらず、またまた放置プレイ気味。今日は祭日だったから、こうやって日記を書く余力もある訳だが、そうでなければ1週間は平気で書かなかっただろうと思われる。愚弟から「読書サイトは止めないまでも一時休止にしたら」と進言されてしまった。物理的には、そうした方が良いのだろうが、一度止めてしまったら、もう二度と戻れなくなるような気がするので、とりあえず現状維持でいきたいところだ。

今日は日中、所用で出かける予定だったが、うっかり惰眠を貪ってしまった。これではいけないとて4時頃から、お弁当用の冷凍食品の仕込みに励む。切干大根を炊いたり、ブロッコリーを茹でたりしながら桐野夏生の『OUT』を思い出してしまった。弁当工場で働いていた主婦達が、なぜか身近に感じられる。料理というのは作業自体も楽しいけれど、手を動かしながら、あれこれ妄想できるのが良い。手を動かすことで脳が活性化されるのだろうか。

転職してからずっと「忙しいのもいい加減にしたい」と思うほど、色々なことで手一杯。仕事だけなら、どうにでもなるが、その他諸々ヤボ用が多過ぎる。あまりにもエネルギーを出し尽くしているせいか、ここ3日ほど本を1冊も読んでいない。本を開いても、一文字たりとも言葉が入ってこないのだ。

抱え込んでいるものを、1つか2つ手放したなら、もっとゆっくりとした日々が過ごせるのだろうなぁ……と思うのだが、私はよほど強欲に出来ているのか、どれも手放す気にはなれずにいる。もっとも手放したくなくても容量オーバーになれば、自然と手からこぼれていくのだろうけど。そして思うに、最後まで自分が掴んでいるのは、色気のないことに「義務」とか「責任」とか、そういうもののような気がする。楽しいことは優先順位が低いのだ。それが分かっているからこそ「何も手放したくない」と思ってしまうのかも知れない。

可能な限り大きく抱え込んでいく方向でいきたい。

明日、明後日は仕事の期限に追われることになるので、今からちょっと憂鬱。ま。なんだかんだ言いながら、なんとかなるとは思うのだけど。ロト6でも当てて、逃避旅行に出掛けたいなぁ……と思うも、宝くじは買わない主義なので、とりあえずコツコツ頑張るしかなさそうだ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2003年11月03日(月) 初おでん
2001年11月03日(土) 乙女達へ?

白蓮 |MAILHP