白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2004年05月30日(日) 恋愛ゲームにハマる。

この週末はゲーム三昧だった。

31歳にもなってゲーム漬の週末だなんて、腐れているような気もするし、何か間違っているようにも思うのだがハマっている時はどうにも止まらないんである。今プレイしているのは『学園ヘブン』というヲタク腐女子女子向けのボーイズラブゲーム。同志Fがハマっていて「是非プレイしてみて」とせっつかれていたところに、棚からボタ餅のように「プレイするなら貸してあげる」とソフトを貸してくれる人がいて、この金曜日からプレイをはじめた。

自分の脳味噌の構造を疑いたくなるほど、やすやすとゲームに騙されている自分に驚かされた3日間だった。

『学園ヘブン』は俗に言うところの恋愛ゲームである。しかもボーイズラブ。話も設定も「ありえない」ところを走っているし、ものすごく感動的なストーリーでもない。見え透いた恋愛劇はある意味、お昼のドラマとか、昨今流行の韓国ドラマのノリだと思う。「こんなことに騙されるだなんて、どうよ?」と自らに突っ込みを入れつつ、それでもけっこう楽しんでしまっているのは、どうしたものだろう。

「あのシーンが良かった」とか「あのセリフにグッときた」とか「告白にやられちゃったよ」なんてことをFに報告したらば大爆笑されてしまった。どちらかというと恋愛物には冷めていたり、クールだったりする私が、こんなにズップリと恋愛ゲームにハマるだなんて、ありえないと言うのだ。失敬な。私ににだってピュアなハートがあると言うのに。

これはゲームに限ったことではないのだけれど「恋愛物」にハマっている自分を発見した時ほど恥ずかしいことはない。素で可愛らしいタイプの女性は、そう思わないかも知れないが、日常生活がガッツリ・シッカリだと自覚しているだけに、そのギャップがどうにもこうにも。リアルな恋愛ならともかく「たかがゲーム」だし。

そんなに恥ずかしいなら日記に書くな……ってことだが、これもまた週末の記録と言うことで。たかがゲーム。されどゲーム。しかしながら、明日からは少しゲームの手をゆるめていかねば……と心に誓いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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2003年05月30日(金) 週末なのに。のに・のに。
2002年05月30日(木) 花売りトラック&ちょっとしたお知らせ

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