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2019年05月02日(木)
FEVER 10th anniversary / TOKYO No.1 SOUL SET presents『THREE ROOMS』

FEVER 10th anniversary / TOKYO No.1 SOUL SET presents『THREE ROOMS』@LIVE HOUSE FEVER

1日に行きました。朝イチで『ハイ・ライフ』、そして後述の『BONE MUSIC展』とハシゴ。よう遊んだ……。

3回シリーズの2回目、ゲストはtoe! 願ったり叶ったりですわー。ラッキーにも最前確保、ソウルセットもだけどtoeをこんなに近くで観られるって滅多にない。美濃さんがギターふりまわすと顔にネックが直撃しそうでヒヤヒヤした。迫力! 柏倉さんはDischord-Tシャツ着用、いいねいいね。

そもそもこのFEVERの内装設計を山㟢さんがやっているんですが、出演するのは初めてとのこと。ええ、そうなの? 杮落しとかで出てるんだと思ってた。山㟢「ちょっと関わってまして……」美濃「だいぶでしょ」山㟢「いやー、お待たせしました」とかいってました。GW最終日にROVO野音のゲスト出演を控えており、「天気いいといいねー」とビッケ。

それにしてもこの二組、なれそめは何だったかなー、昔聞いたような……と思っていたのですが、俊美くん「えーっとね、すごい昔のことでね、忘れちゃった」。……俊美くんらしいですね。このシリーズの俊美くんはいろいろ自分のことを振り返ることにしているようで「皆に感謝」「俺いっつも忘れちゃうし、話も飛ぶし、皆が助けてくれてるんだよね」「よく今迄皆許してくれてたなあって」と川昭のようなことを(笑)ずっといってるんですが、それに対してまあビッケが容赦ない。「そうだよ!」「こんななのに俊美くんがラジオ番組ふたつも持ってるってのがおかしいよね! リスナーに助けられてるよね!」というわいうわ。俊美くんも「そうだね」という始末、それをずっと笑って聴いているヒロシくん。と、メジャーにいた頃よりなかよしな感じがしますわね。ハコの大きさもあるのかリラックスした三人が観られます。ビッケはここ数年ずっとこんな感じですが、この日の俊美くんなんて物販Tシャツに「ユニクロで980(780だったか?)円」のパンツ、帽子もなくて前髪おりてて、お風呂入りたてでうちから歩いてきましたか? ってな風貌です。か、かわいいな! ビッケに「どうしたの?」なんていわれてました。アンコールでは帽子被って出てきて「やっぱ被ってないと、カツラがないみたいで落ち着かないね……」とかいってた(笑)。

そんなですが演奏は素晴らしく、今回のシリーズではつくづくいい「バンド」だな、そしてビッケってなんてすごい言葉を紡ぐひとなんだろう、と改めて思うことしきり。リキッドのはしっこで聴き続けてきて、そのリキッドが新宿から恵比寿に移転して、たまに野音で大泣きして、そして今はFEVERの至近距離で聴いて。飽きないどころか一生もんの音楽だと思えてきている。

アンコールは「カヴァーとか考えたけど、せっかくだから普段やらないことをね」と、山㟢さん+ビッケと俊美くんで「27,8」!!! おおおおい!!!!! 夢か。走馬灯か。走馬灯はやばい。山㟢さんはagで優しい音。よってPAもちょっと抑えめで、ビッケのパートがはっきり聴こえる。いろんな意味で滅多にない……。ビッケ曰く「いっつも爆音なんで自分が何いってっか聴こえないのよ。いやー俺こんなこといってんだーって思った!」だって。

それにしても山㟢さんが敬語で、「ハイッ」とかいうのを見られたのは貴重だった。思えばソウルセットの皆さんも五十代ですもんね。卓球が心配して連絡してきたお母さまに「俺もう51だから大丈夫だよ」っていった話を思い出したりして。自分の年齢も振り返ってみたりして。いやあ、自分の人生にソウルセットの音楽があってよかった。7月のゲストはTHE SKA FRAMES! 後輩後輩ときて〆は大先輩です。俊美くんが「toeは機材が沢山あるけどスカフレイムスはひとが沢山います」っていってウケた。ステージ袖の柏倉さんも大笑いしてた。楽しみ〜!

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『ロシアゴスキー』で紹介されていて気になっていた「肋骨レコード」、タイミングよく展覧会が! 実物観られてうれしかった〜。『ロシアゴスキー』は再放送中なのでまた紹介番組観られると思いますよ
・BONE MUSIC展 〜僕らはレコードを聴きたかった〜┃公式サイト