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2010年12月29日(水) ■ |
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TOKYO No.1 SOUL SET |
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TOKYO No.1 SOUL SET@LIQUIDROOM ebisu
ひいーこちらは5時間超、流石にへとへとですがな。いやー面白かった。
入場すると七尾旅人くん演奏中。弾き語りだけど殆ど即興かな?自分の曲もどんどん変えてってるみたいでした。ギターにシンセ、エフェクターをどんどん足してって、効果音もヒューマンビートボックスもやるで〜って。出番がAFRAの次だったようなので意識したのかな(笑)。電気「虹」のカヴァーがすごくよかった!改めて原曲の詞(いやこれ卓球一世一代の詞だと思う…ううう……)、メロディの美しさを思い知る。原曲のメロディから半音下げたりする唄いまわしが、旅人くんのハスキーな声とよく合っていた。そして付け加えられた「そう まるで 虹のように」と言うフレーズが、詞の世界をより開いた状態にしていた。そのくりかえしに思わず涙ぐむ。これ自分のライヴでもやってるの?卓球と仲良かった縁で憧れの川辺ヒロシに会えたなんて言ってたけど(笑)。また聴きたいよー!
続いてneco眠る。Drsの子の脱退が決まっており、現メンバーでは最後のライヴだったそうです。いやーすごくよかったよー!Bの子はこないだ観た時と同じ様相(服は着てたが)で、暴れまくってサンバイザーと首にしてるチェーンが飛んでいく度拾って被りなおすってのを何回やったか。近くにいた初めて観たらしい子は「どうしても被ってたいんだ…」と呟いていたよ……そしてこんななのに演奏全然ヨレないのな。あー巧くてやることはバカってバンド、だいすきー!しかしDrsの子が抜けるのは痛い。すごくいいんだものー!ああ勿体ないなー…Gの子が「僕らは僕らで続けていくし、彼も自分のバンドでやっていくのでどちらも応援してやって」とMCで言っていた。Bの子がDrsの子の見せ場をつくるべくいろんな気配りをしていたのが印象的、あんなバカやってても実は心根の優しい子なのかも知れん。最後はハケたメンバーを呼び戻して、皆で肩組んでご挨拶。これからどうなっていくのかな。またライヴ聴きたいー。
そして原田郁子さん。発表は個人名義だったけど、おんなの子4人編成(Perc、Key、Steelpan、Dance)になってました。皆鳥みたいなかぶりものしててかわいい。全員楽器をとっかえひっかえ、ヴォーカルは原田さん。曲間を殆ど空けず演奏を続けていく。ライヴと言うより美術館で観るパフォーマンスのよう。マイクを通してはいるものの、繊細な微弱音が非常に綺麗に拾われている。皆静まり返って聴き入る。PAはZAKさんでした。
曽我部恵一BANDは自発的に観ることはないのだが(行くイヴェントやら対バンでだけ観ている)知ってる曲ばかりだったなあ、こういう場ではツカミがいい曲を選んで盛り上げようとちゃんと考えているのでしょうね。
で、ソウルセット。ええと、出演バンド中いちばん音がわるかった(苦笑)これ結構よくあるんだけど、何でだろう?ヒロシくんのトラックとはなちゃんのベースが爆音なのは大歓迎なんですが、ビッケが何言ってるか全然聴き取れないこと多いんだよねー。どうにかならんか……。俊美は元気そうにしてました。コメントもありましたがここには書かない。それを気遣いスベると言う珍しいビッケも見られました(笑)。この日「Innocent Love」「Jr.」聴いたときはなんとも言えない気分になったなー。ずっと同じではいられないもんだよね。いつもこれが最後と思っておかねばなあ。しかし来年もやりたいと言ってくれたので、12月29日は空けておくよー。いいライヴおさめでした。
そういえばいつからかヒロシくんはアナログ使わなくなったけど、今ループってどう組んでるんだろう?
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