I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
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2010年11月22日(月) ■ |
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ASH JAPAN TOUR 2010 |
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ASH JAPAN TOUR 2010@LIQUIDROOM ebisu
当日の夕方近くなって、サポートメンバーのラッセル(ブロックパーティの子)が体調不良で出られないとのお知らせ。先日ライオンに噛まれた(本当)ことと関係あるのかな…来日はしていたのかな?とにかく残念、おだいじに……。
と言う訳で急遽3人のみ、本人たち曰く“ヴァージョン1.0”編成。シャーロット脱退後も3人でやっていた時期があったし、さほど心配はしていなかったけど、いいライヴでした。途中のびやかな高音コーラスが聴こえて、あれ、シャー?なんて思って見たらリックのコーラスだったりしてウケた。リック美声!ギターはコードストロークばっかりになっちゃうかな?と思ったものの、ティムはリフもうまいこと絡めて面白いフレーズを弾いていた。音がスカスカに感じることもなかったよ。あとやっぱりメロディがいいからね…。骨格がしっかりしているので、多少傷がついたりしても揺らがないと言うか。
客入れ客出しがポリスだったのもなんだか象徴的。
『A-Z』からの曲はライヴ栄えする!インストもよかった。昔の曲も沢山やってくれて嬉しかったなあ。「Kung Fu」と「Joy Kicks Darkness」を同じライヴで聴けるなんて楽しい。日本ならでは!の「Kamakura」を聴けなかったのは残念。翌日はやったそうです。
しかしヘンな話だけど、あと気のせいかもしれないけど、ティムはイヤーモニターしてたけどリックはしてなかったのね。で、時々テンポがだんだん早くなるんだけど(笑)そのドラムビートの揺れにギターとベースがぴったり寄り添っている感じがしてよかったなー。なんと言うか、クリックを聴かないからこそのドライヴ感がある。それこそ車ってカーブ曲がる時は一瞬速度を落として、その後グッと踏み込んでスピード上げたりするでしょ?ああ言う感じ。阿吽の呼吸もあるんだろうな、長く一緒にやってるひとたちだもんなあなんてことも思った。まだまだ若いけどこのひとたち10代デビューだもんね。パールジャムのサポートオファーを「学校の宿題があるんで…」と断ったりしてたやん(笑)。おっきくなったねー!(近所のおばちゃんの心境)
おおきくなっても、大人になっても、この3人はいつも楽しそうに演奏する。まるでバンドを組んだばかりのように。そして彼らの音楽は、聴いてて身体が浮かぶよう。助走から滑空するハンググライダーのように。笑顔、笑顔。
セットリストはこちら→・BIG NOTHING『Ash/11月22日のリキッドルームのセットリスト』
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