I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2009年04月29日(水) ■ |
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『KYO-MEIツアー ―創造のパルス』とか |
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■『神様とその他の変種』がらみの話をもうちょっと タイミングよく?Bobbidaさんのブログに興味深いテキストがアップされていました。 ・Bweebida Bobbida『J.D.サリンジャー 「ナイン・ストーリーズ」』 親の“愛し方”に気がついているこどものやるせなさみたいなものを考えるとなんとも…。しょうがないことでもある。サイバラさん曰く「“しょうがない”は“なんとかなる”ってこと」。しかしそれがケンタロウのように諦めに転化する可能性は多大にある
■それにしても みのすけさんはいくつになってもこども役がはまりますね(笑)なんであんなに半ズボンが似合うのか
■やっと届いた ・REPORT SUSPICIOUS ACTIVITY『REPORT SUSPICIOUS ACTIVITY』 注文したの昨年の12月。2ndを先に聴いてしまったよ…何度iTSの購入ボタン押そうと思ったか。いやしかし待った甲斐がありました、すげーいいよー!1曲目からガツンですよー!カッティングもトレモロも冴えわたり、躁病のシューゲみたいになってます(なにそれ)音の壁の厚いこと高いこと。 J.ロビンズがベース。ダレン・ゼンテックがドラム。 Jとダレン、Jの奥さまジャネット・モーガンはチャンネルズと言うバンドを組んでいるんだけど今はお休み状態。Jとジャネットのお子さんカラムくんが病気なので、なかなか動きづらいようです。ライヴで聴けないのは残念だけどしょうがない。しょうがないはなんとかなるってこと、サイバラいいこと言う!音が聴けるだけでも嬉しいですよう。 しかしチャンネルズ聴いてからすごい勢いでJさんにはまって歴代バンドの音源を集めているんだけど、どれも好きな音ばっかりだ!ジョウボックスもバーニング・エアラインズもすげー好きー!BAは来日してるんだよね…逃したのがくやしー!
■もひとつ待っているもの こちらはもう半年は待っている(笑) ・『WHO KILLED AMANDA PALMER BOOK』 ドレスデン・ドールズのアマンダのソロワーク。昨年ソロアルバムがリリースされた時、このアートブックとのセットをオーダーしたのですが、「本は出来上がり次第送ります」ってことで先にサイン入りCDだけが届いたんですね(マーカーの匂いまみれのアマンダ(笑))。 しかしいつ迄経っても届かない…追って出ると言っていたアルバムの別ヴァージョンのお知らせも来ない……英語で問い合わせるの面倒だなあどうしようかなあと思っていたら、先月お詫びとオルタナヴァージョンMP3のダウンロードコードが届きました。通販を請け負っていた会社とトラブルがあったそうです。ウチに無事CDが届いたのはラッキーだったのかな。それとは別にアートブックのデザイナーともトラブッて解雇したとのこと。サイトにもアマンダからのメッセージとFAQがアップされています。 ・『WKAP PRE-ORDER PROBLEMS FAQ』 質問と答えがこのひとらしくていい(笑)笑ってる場合ではないが。 ヴィジュアルワークに独自のセンスがあるひとなので、出来上がりが楽しみです。ゴシックなのにおきゃんで気風のいいところが魅力。無事届きますようにー
■これを書いてるのは30日 あ、アマンダ今日誕生日だって。おめでとー!
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THE BACK HORN『KYO-MEIツアー ―創造のパルス』@JCB HALL
おんわわわわ「泣いている人」が聴けたー!ぎゃー!
JCBホール初めて行きました。場所知らないけど駅からそれっぽい格好のひとに付いて行けば大丈夫だろうと黒ずくめのひとりを追っていったら、そのひとは後楽園遊園地に入っていってしまった…なんで?なんでひとりで遊園地?
その後なんとか辿り着きましたが中でも迷いました。国際フォーラムみたいだねー。エスカレーターで各フロアに行くの。まあそれはおいといてなんかいいホールだった!見やすい!音もよかった!NINも今度の単独ここでやればいいじゃない!(前コーストでやればいいじゃないと言ってたら実現したのでことだまことだま)…単独もうなさそうだけどね……(泣)
そんな訳でバックホーンの『パルス』ツアーファイナル。バンド史上最長のツアーだったそうです。昨年の10月からやってたもんね。松田くんが「(移動が多かったので)高速で車がひっくり返ってたかも知れないし、栄純が奇病に冒されたかも知れないし、俺が骨折ったりしててもおかしくなかったかも知れないけど、無事ファイナルに辿り着けて有難い」と言ってました。ちょ、そのどれもがシャレになんないのでやめてよそういうこと言うの!(泣)
長いツアーでしたが皆さん楽しかったと言ってました。よかったよかった。MCもゆるゆるで面白かった。手ぶらでマイク通さずぼにゃーと話す菅波くんがおかしーよ(笑)松田くんから「マイク使って喋ってもらえますか」とツッコまれ、岡峰くんから「つうかおめえギター持て」ってツッコまれていた。そんなぼにゃーな菅波くんは、演奏始まると狂言顔になっていた。あれだ、あれに似てた。顔が。
・狂言面 青武悪2(あおぶあく)
このひとの顔芸(いや本人は芸してるつもりはなかろうが)は本当に面白い…。しかしああ見えてカッティングとかすごいきちんと弾いてるよねえ。いや、カッティングとかきちんと弾いてる分ハジケるところは際限ないんだろうか。「アカイヤミ」では絶叫してフロアに飛び込んでしまってました。スタンディングとは言えキャパ多い綺麗めなホールですっごい異物感。演奏も…なんだろすごい異物感があるんですよね。なんでこんなに綺麗な声でこんな歌詞なんだろうとか、なんでこんなに小気味いいのに耳にひっかかりまくる音なんだろうとか。それがこんだけ支持されてるのもすごいなあ。
綺麗な声と言えば、バックホーンのライヴってまだそんなに観ていないんだけど(思えば完全ワンマンのスタンディングって初めてではないか)今迄でいちばん山田くんの声が綺麗に出てたなー。コンディションがそんなによくなさそうな時でも“聴かせる”ひとですが、今日は思いを乗っけた歌を無理なく喉に通すことが出来ていたみたいに感じた。よかったなー。いやそれにしても「泣いている人」はよかった…この声で聴けてよかった……。『パルス』からの曲もほぼ聴けてよかった!
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