I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
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2007年11月16日(金) ■ |
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『欲望という名の電車』初日+『東京モダニカ』 |
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朝から渋谷四ッ谷新宿新大久保南青山とこまごま移動した1日でございました。
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『欲望という名の電車』@東京グローブ座
終演後ロビーでteru☆さんに会って、開口一番「よかったねえ…!」と言ってくれたので思わずガッツリ握手をしてしまったよ。まるで自分がほめられたかのように嬉しかった。そんでお手洗いでちょっと涙ぐんだ(バカ)ら、出たとこ知人に遭って恥ずかしかった……。
連チャンで、明日マチネも観るのでとりあえずの情報、おぼえがき等。
・休憩込みで約180分 ・通路使います ・パンフレットに大きなミスがあり(…)、無償で修正版を郵送してくれるとのこと。購入者には住所を書く用紙が配布されています。修正版の入荷は火曜日くらいになるそうです
・「外部」! ・初演/再演とは選曲が3割くらい変わってます ・やっぱ音響が素晴らしくよいですよ…グローブ座であんだけ音が動かせればもう! ・篠井さんのメイクはそんなに過度ではない、初演再演とそんなに大きな違いはない(メイクがね)。それでもそこにいるのは間違いなくブランチ。これが「現代演劇の女方」だ。衣裳はゴージャス ・訳がちょこちょこ変わってます。「ホモ」が「ゲイ」になったり。ちょっとここの解釈はどうとらえればいいかなと考える余地がある ・ステラの心情がゲイと言わせたのか?とか。結構ここデリケートなところなんで気になります
・アランの残したものがすごい重かった、今回 ・それが新聞配達の子とのシーンにすごく生きている。恐ろしいくらいに ・このシーンでは鳥肌がたった ・ユーニスとスティーヴが大きなポイントになっている印象 ・それは「二階」が描かれていることも大きいかな。ここも外部だ ・いや〜ユーニスがほんっとよかった。「それでも生きていかなきゃならない」女たち、男たち ・ミッチ像が新鮮だった、と言うか伊達くんはどこ迄が素か判らないよ(笑)ある意味いつでも自然に舞台に立っていられる、舞台で生きられるひとだよなあと感心もした
・スタンリーもステラも強い。強いだけにこれからどうなるか判らない、と言う重さが残る ・北村くん気合い入ってたなあ、身体も随分作った様子。思い入れもあっただろうしな ・ラブいシーンがとてもラブくてよいです。この甘え上手!(笑) ・その分ポーラックって呼ぶなあ俺はアメリカ人だ!云々のところは痛々しい ・あと俺はおまえをひきずりおろした!のとこね
・えーとあと単純に、今回皆さんアクションが激しいので怪我に気をつけてー ・北村くんの左腕にばっくりえぐれたような傷跡があってギョッとしたんですがあれはどうしたの…他にも生傷が結構ありましてん。き、気をつけて!
・カーテンコールは3回。3回目、篠井さんが客席を目で探してる。ああきっとスズカツさんだな、と思ったら「すずかっちゃん!」と声に出して呼んでました ・で、スズカツさんも舞台にあがって挨拶。いい笑顔 ・それにしても篠井さんは自分が主演なのに本当に謙虚ですね…2回目のカーテンコールの時なんか、北村くん小島さん伊達くん慶一さんを前に押しだして自分はさがっちゃうんだもん ・常に共演者への感謝を忘れないひとなんだなあ ・それはやはり、篠井さんの立つ舞台と言うのはいつでも闘いの場であるからなんだろう ・だからこそ、一緒に闘う共演者、演出家、スタッフのことを大事にするのだと思う。そして同時にとてつもなく厳しいんだろうと思う
えーあとビックリしたのは ・来年8月、赤堀さんのホンで篠井さんの芝居がある(3軒茶屋婦人会ね)!!! ・女方篠井英介×演出鈴木勝秀シリーズの第二弾は来年10月グローブ座で、三島由紀夫の『サド公爵夫人』!!! ちょっと…腰が抜ける思いですよ。ことだまを信じて口に出しておこうかな、いつかは赤堀さんのホンでスズカツさんの演出で篠井さん主演の舞台が観たいですー!!!
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『東京モダニカ』@レッドシューズ
渋谷からタクったけど遅刻でござった…スリルは全く観れず。S-KEN & HOT BOMBOMSは1時間セットだったそうで、そのうち45分くらいは聴けました。
それにしても激混みだった…あんなに混んでるレッドシューズは初めて見た。と言うか、入れないんだよ、フロアに!ドアのとこ迄パンパン。エントランスに辿り着けず、5曲くらいはタダで聴いてしまったよ(笑)やべーいいのかなーと思っていたら、ステージ側も気付いたようで、エスケン自ら「もうちょっと前つめられる?」と言ってようやくひとが動き、チャージ代払えた。でもフロアがもうラッシュ時の山手線ですか?てなくらいぎゅうぎゅうで、ステージなど全く見えなかった。エントランス前は段差あったのでよく見えたんだよな…(泣)
とは言えいやはや無茶してハシゴした甲斐はありましたわ、相変わらずアホかと言うくらい巧いバンドでしたわ。聴けてよかったー!キューバンサルサブーガルーなんでもござれですがな。で、歌謡曲な風情でなおかつキャバレーかここは!と言う感じ(笑)エスケンも元気だったなー。「久し振りに一緒にやったけど…誰ひとり不動産屋になることもなく、皆音楽家でやってこれたな!よかったよかった」みたいなこと言ってた。わあこのひとがそんなこと言うと重いわ〜。そんな強者揃いのボンボンズ、やっぱり格好いいなあ、いつ聴いても。
「イヤダヨ」「よろめきながら地下鉄へ」「でてこい!マドロス」「サブウェイ・ジョー」えーとあと何やったっけ?新曲(!)もやったよ。来年のフジ出たいなーとか言ってた。是非!是非!
ステージ裏とかないので、終演後はメンバーがフロアを通って帰ったんだけど、まるで土俵入りする力士を迎えるようにひとの花道が出来てメンバーをばしばし叩いていた(笑)どさくさに紛れて窪田さんの背中たたいちゃったーい。そして思えば窪田晴男をさわったのって初めてじゃね?と帰りの電車で気付いてニヤニヤした(バカ)
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えー。寝ます。
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