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2007年06月03日(日)
『プロジェクトINAZUMA 1st harvest.』Bプロとか

『プロジェクトINAZUMA 1st harvest.』Bプロ@シネマアートン下北沢

『みつかるまで』『寝耳に水』の2本。Bプロ初日だったので、両作品の監督と出演者の舞台挨拶がありました。常本琢招監督、井川耕一郎監督、水橋研二さん。

久々に観た水橋くんは何だか精悍になっておりました。なんでも前の現場が「ふっくらして(太って)撮ったので」、体重を落としている最中とのこと。挨拶後「いつもいい身体だと思うんですが、身体づくりのためにやっていることを教えてください」とナイスな質問が飛んだのですが、「おにくはあんまり食べないようにしてます。とり…あの、鳥を飼ってるので、とりが食べられなくなっちゃって……あの、文鳥を……ピーちゃんって言うんです。てのひらにのったりしてかわいいんですよ、キャッ☆」。微妙に質問に対する答えになっていない。その後軌道修正して、「あ、ヨガやってます!」と言ってました。

ぎゃ、ギャル…て言うかOL……(笑)質問をした方も「じゃあ、私もヨガを始めます!」とこれまたナイスな返しをしておりました。

しかし「どんな役をやりたいですか」と言う質問には「どんな、と限定しないようにしている。それを考えると可能性も限定されるように思うし、いろいろやりたいので」としっかりしたことも言っていた。

監督ふたりに対して結構真面目な質問が飛んだので、司会の方が「もっとくだけた質問を水橋さんにないですか?」と半ばオロオロしており面白かったです。

で、『みつかるまで』。おーもりくん出演の『ENCLOSURE』と同時期(5年前)に映画美学校で作られたもので、当時アテネフランセで上映されていたそうなのですがそれは逃していた。5年前の水橋くん。あんまり変わらない(笑)しかも役柄が妖精か?と言う……。しかし序盤の「何かあるけどそれを隠している」独特の暗さは流石だなあと思った。そして、やっぱりどこか遠くへは行けないんだ。しかし彼に会った主人公は、ある一歩を踏み出すことが出来る。

『寝耳に水』は終始緊張感溢れる演出で面白かったです。甘い場面すらピリピリしてる。状況的にはあったかい筈なのになあ、あのシーン。あんなに近くにいるのに、遠く感じるばかりだ。

終映後にしんばへ。席がなかったので帰ろうとしたらおねーさんが「今空きました、準備しますからちょっと待っててください!」と走っておっかけてきてくれた。いいひとだ。相変わらずうーまーかーっーたー。水橋くん話が久々に沢山出来て楽しかったです。あとエレカシとエルレガーデンとレピッシュのディープな話をした。長くやってるといろいろあるよねえ…エルレガーデンもいろんなことを乗り越えられるといいですね……はー。

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■『第44回 ギャラクシー賞』
おーもりくんの画像もあるでよー。ひげー