I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2005年04月28日(木) ■ |
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『コーヒー&シガレッツ』 |
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4月28日はシブヤの日、と言うことで、¥1,000で観られました。
『コーヒー&シガレッツ』@シネセゾン渋谷
あーコーヒー飲みたい!無論終映後飲みました。紅茶も好きだけどバリバリコーヒー党です。
しかし本編のコーヒーは、なんかまずそうなのね(笑)煮え煮えなんじゃないのって言う…香りを楽しみましょーとかこの豆が!この煎りが!って云々されないコーヒー。お代わり自由、お腹たぷたぷなのに場繋ぎで二杯目、三杯目と飲んじゃうようなコーヒー。ダイナーにごっとんと置いてあるようなポット入りのコーヒー。テーブルのふたり、いまいち噛み合わない会話、気まずい雰囲気、手持ちぶさたに耐えきれず火を点けるタバコ。そんな場にぴったりのコーヒー。
まあタバコは吸わないもんで、そっちの情緒はイマイチわからんのですが、ルネの吸い方が好きだったなー。すっごい美人で化粧もバッチリ、隙など全くなさそうな女が鼻からブホーと煙を吐いてる。それが下品に見えないっつー。男前だ…。
共通点はちょっとした台詞の被り、コーヒーとタバコの載ったテーブルの俯瞰ショット。粋です。画ヅラはほんっと格好よくて、スタイリッシュで、どっから切ってもステキ!
なんですが、ジャームッシュ監督作品て、台詞の気まずさとかがまた面白い。イギー・ポップとトム・ウェイツの気まずさが面白かったな!イギーかわいいなーフォトジェニックだよー。目ぇくりくりで。リスみたいだったよ(笑)と言えば、トムはブルドッグに似ているなあ(酷い)
ケイト・ブランシェットのパートは皮肉たっぷり。ケイトも気品のある男前だよねー、格好よかった!お気に入りはウータンクランのふたりとビル・マーレイのパートでした。サンキ・リーにお姉さんいたのって知らなかった。よく似てるね。
最後のテイラーみたいに、すーっと音楽が聴こえてくるようなお迎えがいいなあ。
エンドロールの一ヶ所で目が止まる。
“LONG LIVE JOE STRUMMER!”
こういうとこも好きだな、ジャームッシュ!
余談。コーヒーとタバコって言うと、鈴木志保さんの『船を建てる』を思い出すなあ。大好きなマンガです。
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