I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2004年09月17日(金) ■ |
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ごそっと音もの |
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80〜90年代を振り返りつつ(笑)新譜も聴いております。いろいろ。
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■『MAYONNAISE』HOWIE B / CRISPIN HUNT / WILL O'DONOVAN
うををををを!!!!!ex. LONGPIGS・クリスピンの新作だああ!US盤が9月28日発売。国内盤出なさそうだからもう買っちゃうよ!うわあああん(号泣)しばらく消息不明だった(音楽も辞めたって聞いてた)のですが日本に熱心なファンサイトがあって、噂だけはちょこちょこあがっていたんですよね。しかし!今度はホントにホントらしい。うれしいいいいい!!! HOWIE Bとやるってことは、ダンスよりになるのかな?うわーどうなるんだろう、楽しみ! と言う訳で、これは未聴です(笑)
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■『MASK DE 41』三宅純
映画ともどもやっとお目見え!映画を観てから…と思ってたんだけど、未だ観に行けてないので(泣・来週には行ける筈…)待ち切れず聴いてしまいました。
三宅さんならではのモンド!エキゾチカ!ラテン!フラメンコ!グランドキャバレー!うわーもうたまらん。ご本人は「フラメンコは自分にとって常習性のない音楽だったので勉強になった」とインタビューで仰ってましたが、それが見事に三宅さんの音になってるのがすごいですな…。演奏のメンツもこのひとのリーダー作ならでは、常夏乃憂ヒメンバーが中心。窪田さんは残念乍ら参加されていませんが、その分伊丹さんが大活躍です。大路さん、ともさん、またろうさんのperc.チームもモンドで〜エキゾチカで〜きゃー!(壊)
ミル・マスカラスのテーマ曲「SKY HIGH」や、ハヤブサのテーマ曲「FIGHT WITH DREAM」のリアレンジも格好いい。個人的には『LATINISM REVERSIBLE』収録曲の「E CHI LO SA」「SPIRAL TO HEAVEN」が入っていたのが嬉しかった。「CA FEIT LONGTEMPS」も『星ノ玉ノ緒』収録曲ですね。うまい具合ハマッてる〜。どちらも新録でしょうか、後で聴き比べてみよう。
そんなにジャズものを聴いている訳ではないのですが、三宅さんのラッパの音はとても好きです。「E CHI LO SA」が顕著ですが、すんごいクリーン。歪んだ音ですらクリーン。いい意味で。最初CDで聴いた時は、あまりに綺麗な音なので、ミックスの際トリートメントしているんだろうなあなんて思っていたのですが、ライヴでも全く同じ綺麗さだったのでとても驚いた…いい音だ〜。
愛に溢れた村本天志監督のライナーにもほろり。公開出来て本当によかった。映画も早く観に行きたい!
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■『ママタンゴ』YEN CHANG+HOPPY KAMIYAMA
これ結構面白いですよー、価格も良心的。YEN CALLINGシリーズでライヴも展開してますが、それを盤にした感じ。エンちゃんのオタケビ好きな方は是非。演歌?のサンプリングに即興でオタケンダやつが格好いい。
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■『PIC-NIC』PSY・S
80年代振り返り。中古で入手。カセットテープ(笑)でしか持っていなかったので嬉しい〜。「WOMAN・S」のイントロ聴いて髪が逆立ちそうになりましたよ!ホントいい曲だ…。窪田・スズケン両氏のギターも満喫出来て嬉しい。
今歌詞を読むと、バブル真っ盛りと言うか、バブルにむかって皆裕福に裕福にオシャレに!って躍起になっていた時代にこういう内容の歌詞を唄ってたってのも格好いいなあと思った。サエキさんの書く女の子の言葉はいいねえ…。
スリーブデザインも今見ると新鮮。線が手描きでガビッていたり、紙焼きの甘さで文字に丸みがあったり。この手のアナログの暖かみって最近ないので、画面上だけでほいほい仕事してる最近の自分を振り返って反省してみたり。
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■『FOREVER DELAYED ―THE GREATEST HITS DVD』MANIC STREET PREACHERS
新譜が楽しみ過ぎて振り返ってしまいました。通しで観ると顕著、何て美メロなバンドなんだろうね!なのに動向はバリバリパンクだよね…。初期のクリップは今観るとこっぱずかしいものもありますが、それでも4人が揃っているってのは何ものにも替えがたい。この4人が一緒にいるところはもう観ることが出来ない…のかなあ。そう思うと、こうして作品が残ってて良かったと思ったりする。
4人時代のクリップは「FROM DESPAIR TO WHERE」がいちばん好き〜。曲も歌詞も大好き。ジェイムズの唄も素晴らしい!そしてこれのジェイムズの男ットコ前っぷりはすんごいものが…いい時間を切り取ったなって感じですよ!「FASTER」もいいなあ。ここらへんの殺伐っぷりは、この頃のリッチーを思い出して痛くもありますが。
「A DESIGN FOR LIFE」は観る度に当時のことを思い出してほろりとしてしまう。曲の良さあってこそのものだけど、このバンドにはどうしてもドキュメントとしての激動っぷりが付いて回る。こういうところも、時代的には同時進行でも、ブリットポップの枠に収まり切らなかった所以だろう。
「KEVIN CARTER」はどんなクリップか忘れてたので、観直してすごくヘコんだ…。この歌詞ならこう言う画がいちばんしっくりくるのか。でもあんまりにも直接的でシャレにならん。すみません私は甘ちゃんです、勘弁して(泣)「THERE BY THE GRACE OF GOD」で終わるのも切ないですな…すんごいメランコリックな気分になってしまいました。秋の夜長に観るには危険です。
どっから切ってもジェイムズの唄は素晴らしい。唯一無二のヴォーカリスト。
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